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行あけしない文章

 書籍では通常、そう頻繁には行あけしません。

 ネットの文章の多くは、しばしば行あけします。

 ↑こんなふうに。

 私はかつて、書籍ふうにあまり行あけしないで書いていました。
 しかし、ネット小説に慣れるにつれ、しだいに行あけが増えていきました。
 同じストーリーの小説でも、上記と下記では文章が変わると思うのです。
 行を頻繁にあける場合は、つなぎの言葉が不要になったりします。場面転換に気を使う必要も減ります。
 ネット小説ふうに行あけして書いた文章を、あとから行をつなげてみたら、不自然だと感じたことがありました。だから、そう思うのです。
 いま書いている長編小説は、意図して行あけを減らしています。可能なら1話は全部、行あけしないでつなげて書いています。
 ネット小説としては読みにくいのかもしれませんが、そんな試みをしてみたくなったのです。文章脳を鍛えるひとつの方法かもしれないと思っています。

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