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『ユーフォ3』第6話

 昨日『響け!ユーフォニアム3』の第6話をEテレで視聴しました。
 吹奏楽コンクール京都府大会のメンバーを決める部内オーディションが始まって、俄然面白くなってきました。

 北宇治高校吹奏楽部は実力主義を掲げています。コンクールメンバーは演奏技術の巧拙を顧問が判断して決定します。
 1年生が選ばれ、上級生が落ちる。1、2年時はだめだったが、3年になってついに出場を勝ち取る。上級生に遠慮して、上手な1年生がオーディションでわざと下手な演奏をする……さまざまなドラマがオーディションで生まれます。

 久美子3年生編では、主人公で部長の黄前久美子のライバルとして、吹奏楽強豪校から同じクラスに転校してきた黒江真由が登場します。
 真由は久美子と同じユーフォニアム奏者で、とても高い演奏技術を持っています。それだけでもライバルなのに、「長く北宇治で演奏してきた人がコンクールに出るべき」という実力主義ではない価値観を持っています。上手な3年生なのに、出場を遠慮する。久美子を悩ませる存在です。

『ユーフォ3』は面白い作品だと思うのですが、途中参入障壁が非常に高いです。『3』に至るまでの経過を知っておかなければ理解できない表現が多い。
 NHKもそれがわかっていたのか、1月と3月に過去に上映された映画『北宇治高校吹奏楽部へようこそ』『届けたいメロディ』『リズと青い鳥』『誓いのフィナーレ』を放送していました。
『3』は新規のファンを獲得できたのでしょうか。それとも視聴しているのは、ほとんどが私のような既存のファンなのでしょうか……?

 私は過去のテレビ版と劇場版をすべて見ているだけでなく、原作小説も全部読んでいる熱烈なファンです。それだけでなく、他作品も含めて制作会社の京都アニメーションのファンで、原作者の武田綾乃先生のファンでもあります。
 ユーフォをくり返し見て、読んで、何時間費やしてきたか、もはやわかりません。『3』でユーフォがすべて完結します。最終回が来てほしくない。そんな気持ちで見ています。 

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