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うまく書けないとき

 小説を書いて、うまく書けていないと思ったとき、どうすればよいのでしょう。
 短編ならボツにして捨てればよいけれど、長編はそう簡単にはいきません。長い時間をかけて書いてきて、終盤になってクライマックスをうまく書けないと、困ってしまいます。

 いま書いている長編のクライマックスの初稿を読み返して、そんな問題にぶつかってしまいました。どうもうまく書けていない……。

 書き直そうと思います。
 うまく書けていないのなら、書き直すしかありません。
 書き直して、少しでも面白い小説にしたいと思います。

 本当は面倒くさいし、書き直しなんてしたくないのですが、二か月かけて書いてきた長編をあっさりと捨てることはできません。
 もがいてみます。

 やっぱり長編を書くのは大変だなあ。
 なんでこんなことをしているのでしょう。
 自分がどうして小説を書いているのか、うまく説明できません。
 書き直しなんてつらいだけで、なんでそこまでするのか、自分でもわかりません。

 それでもとにかくやります。
 うまくやれるかどうかわかりませんが、やるだけやって、なんとか完結させたいです。
 その後さらに2稿を書きます。

 どうして山に登るのだろう、という問いがありますが、どうして小説を書くのだろう、という問いも立てられそうです。

 私はなぜ小説を書くのだろう?
 うまく答えられないけれど、書きつづけています。
 本当になんで小説なんて書いているのでしょうね?

7件のコメント

  • 長編書くのと険しい山登り似てるかもしれません。
    私、山登り?したのって、簡単な小牧山ぐらいです。小説に置き換えると短編になるのかな?
    だから、私の作品は短編が多いのかも。
  • 短編を書くのは好きです。
    低山を登るのも好きです。
    自然に好きなことをやるのは、とてもよいことだと思います。
  • 里山登りは自分も少し前までやっていましたから(また、気候が良くなったら山歩きするかも)

    そんなところからの自分なりの、どうして小説を書くのか?の答えです。

    「山の頂上(作品のラスト)が見えているから、あそこまで行ったらどんな景色が広がっているのだろうと思うから」

    「山歩きでいろいろな発見とか、山歩きしている人との交流があるから(こんにちは、と言葉を交わすだけでも気持ちが変わるから)」

    「天気が良い日には山に登りたくて疼いてくるから(書きたい衝動を抑えられなくなってくるから、頭の中に書きたいモノが詰まっているから)同じ里山でも何度もルート変えて登りたくなる」

    こんなところですか、あとこれは私自身の特殊な事情ですが。
    「創作していないと危険な気持ちを抑止できなくなって、犯罪者や自殺者になってしまうから(笑)」

    書いているコトで間違った道に進まないで済むから。


  • 余談ですが、過去に里山で道がわからなくなって遭難しかけて、一人で必死に山を5時間かけて下って里に出た経験や。

    魔の里山(ふざけんな!と思うくらい鎖やロープで登山補助がある急斜面山)に3回チャレンジして登頂したコトもあります。
    一度、二千メートルくらいの里山に登ってみてください。
    こりゃ、滑落したら確実に死ぬなと思う里山もありますから。
  • コメントどうもありがとうございます。

    書く理由は人それぞれだと思いますが、楠本様がおっしゃっていることはわかるような気がします。

    創作で危険な気持ちを抑止するというのは、とても切実な理由ですね。
    書いてください。自殺しないでくださいね。

    二千メートル級の山には何度か登りました。赤岳はきつかったです。
  • もうちょい補足

    わたしの長編(短編連作型)の書き方。
    ①最初に書く文字数をだいたい決めてしまう。長編なら8万~10万文字で。
    (里山登りも自分が決めた標高の山しか、安全のために無理してまで登らない)

    ②だいたい、エピソード2000文字✕5=10000文字を基本にして書く。

    ③ラストを最初に考えて目指して書く、ラストは最初のルートと変わってもいい(頂上の天候が良くて頂上が見えている時しか登らないのと同じです)

    長々と失礼しました
  • 私はアイデアを思いつくと、後先考えず書き始めることが多いです。
    書きながら考えるのが私のスタイルみたいです。
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