たぴ岡

twitterでの企画『#Monthly300』で投稿した作品をまとめた作品集です。 忘れたり思いつかなかったりしなければ、毎月1話ずつ増えていく予定です。 それぞれ300字以内…

【第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部】 参加させていただきます。 お気に入りの自選五首です。

こいはくせもの、かしのたま　略して「こいかし」 恋人のことが大好きで甘々な佐瀬和（させ のどか）と、ツンデレ気味のうさぎ系社畜な姫川恋太郎（ひめかわ こいたろう）の穏やかな日常を…

自称探偵の青年が依頼を受けて、ワケありアパートの一室を調査しに行く話。

急に思い立ったから恋人の家まで遊びに行く話です。 実は『雪が降る、君が来た。』という自創作の続編になっておりますので、あわせてお楽しみいただけると幸いです。 前作はこちら⬇ ht…

【＃Novelmber 参加作品】 　むかしむかしあるところに、蒸気で動く小さな村がありました。そこには人間は住んでおらず、異形の頭の者ばかりがいました。彼らは人間から離れて、ひ…

twitterでの企画『#Twitter300字ss』に投稿した作品をまとめた作品集です。 忘れたり思いつかなかったりしなければ、毎月1話ずつ増えていきます。 それぞれ300字以…

『千秋と桜太』シリーズ 春が終わる頃、2年になってからできた友人たちと帰宅する。合わせるのが辛くても、笑顔を作るのが苦しくても、それはおれの選んだ道で――。

お題箱でいただいたお題や、Twitterのタグなどのお題で、2022年中に書いた掌編・短編集です。全て一話で完結するものであり、どこからでも好きなお話から読んでいただけると嬉しい…

【第101回　#殺伐感情戦線　「責任」】 嫌がらせをするのは、楽しいから。あいつはウチをバカにしてたし、中学のとき威張りまくってたし、気に食わないから。それだけ、なの。 ※少し…

【#全年齢BL企画・BR新レーベル計画参加作品】 一年ぶりに会った幼馴染は、年上の千秋に敬語を使うようになっていた。変わってしまっていた。でもそれは、本当なのだろうか？ 前のお…

【第100回　#殺伐感情戦線　「殺意」】 あぁ嫌いだ。本当に嫌い、嫌い嫌い、大嫌い。勝手にあたしと張り合って勝手に負けて、勝手に恨んで。あんな女、邪魔でしかない。

【第99回　#殺伐感情戦線　「再生」】 大好きで大好きでたまらないから、独り占めしたくなる。喧嘩したって何をしたって、佐々木は私だけのものだ――。

【#全年齢BL企画・BR新レーベル計画参加作品】 中学二年の始業式の日、小学校卒業式の夢を見た。桜の木の下で微笑む幼馴染に、一年ぶりに会える、わくわくしながら学校へと走るが――。

【KAC20222「お笑い・コメディ」の応募作】 悪口が書かれた机とボロボロのノート。私は自分の席の前で、自分の置かれている状況について考えてみる。 中学生になってからいじめられ…

【KAC2022『第六感』の応募作】 悪い予感がしたから大学に行かなかった女子大生の話。

死にたくてたまらないのに死ねないのは、私がまだ先輩に恋をしているから。 美しい殺人鬼に殺してもらえるまで、私は死ねない。 ちょっと暗めの殺伐百合です。 初っぱなからショッキング…

【KAC20222『推し活』の参加作品】 推しがいるだけで人生が薔薇色になる。推すことこそが生きがい。彼女はのめり込んでいく――。

全てに愛されているであろう高校の同級生に弱みを握られた「私」の話。 #殺伐感情戦線、第96回「金」の参加作です。 ※軽めの性的な描写があります。

【KAC20221『二刀流』の参加作】 あと数十分で同窓会が始まる。そのとき、ひとりの男が苦しみ、死んだ。それから――。 ＊ちょっとだけ残酷な描写があります。

　大学一年後期、真宮いずみは大講義室に来ていた。どこの席に座ろうかと辺りを見回してみると、同じ高校に通っていた友人・月村彩葉を見つけ、振り向いた彼女と目が合う。久しぶりに会ったの…

大好きな人に嫌われたいと願った「私」の話。

ふたりの少女の輝かしい幼少期から成長まで 成長とともに考えが変わっていくのは、常識じゃないの――？ 別のサイトのコンテストのためBURNABLE/UNBURNABLEさんの「オ…

　大学受験を終え、自室で雪が降る様子を見つめていると、片思い相手の雪希が学ランにマフラーのみといった寒そうな姿でやってきた。

即興小説トレーニング（http://sokkyo-shosetsu.com/）にて書いたショートショート集です。 様々なジャンルのものを書いていこうと考えております…… 各話別々…

　小学生時代、いじめられていた太田を助けてくれたのは、勇敢でかっこいい英雄だった。それ以来ずっと一緒にいた、ずっと好きだった。それなのに、時間と共に徐々に疎遠に。 　今や中学生。…

お題箱でいただいたお題や、Twitterのタグなどのお題で、2021年中に書いた掌編小説集です。全て一話で完結するものであり、どこからでも好きなお話から読んでいただけると嬉しいで…

twitterでの企画『#Twitter300字ss』に投稿した作品をまとめた作品集です。 忘れたり思いつかなかったりしなければ、毎月1話ずつ増えていきます。 それぞれ300字以…

twitterでの企画『＃ノベルバー』に投稿した作品をまとめた作品集です。 切ない系から狂気溢れるものまで、様々なジャンルを取りそろえております！ 全て掌編か短編で一話完結のお話…

ストーカー × 浮気男 【あらすじ】 　女の子ふたりに手を引かれながらホテルから出てきた小林恭平は、自分が浮気していることについて怒っている彼女らに向かって「遊びだ」とはっきり…

ラムネが弾ける。隣で笑う浴衣の彼女。この夏の思い出はここに置いて行こう──。 ※別のサイトに投稿していたものを加筆修正して転載しております。

家族が嫌いだった。両親は妹だけを愛している。この家族の中には、出来損ないの私の居場所なんてない。だから――。 ＊別のサイトに投稿していたものを加筆修正して転載しております。

　僕は誰にも好かれていない。母は虐待、父は不倫、友人はひとりだっていないし、自分自身存在しているのかも不安になるような毎日。そんな僕にもひとつだけ、心を開いていられる場所がある―…

毎朝部屋の窓から挨拶をするのが日課だった。それは君がいたから。 辛い日だって起き上がることができていた。それは君がいたから。 それなのに、君はもういないなんて。 いなくなってし…

　私は手に持っていたナイフをタオルで包み込んで鞄の中に急いで放り込んだ。雨が止まることはなかった──。 　最低な彼氏を殺した女の話。 ※別サイトに投稿していたものを加筆修正し、…

「傘の中ではいつもよりよく相手の声が聞こえるんだってさ」 雨の日に彼は、よくそう言っていた気がする。けれど私は恥ずかしがり屋で相合い傘なんてとてもできなくて――。 雨の中、「彼」…

　姉の結婚報告のために祖父母の家に訪れたが、しかし事件が起きる。小さな町で開かれる大きすぎるくらいの祭り、帰って来ない姉、おかしなことを言う祖父。いつの間にか狂ってしまった歯車は…

　夢を見た。懐かしいような、けれど恐怖を纏った彼は私にナイフを突き出してきた。あれは、私の記憶の片隅にいる誰なのだろうか。どれだけ考えてみても、どれだけ脳内を探ってみても、答えは…

僕のせいじゃないさ。彼女はいつかはこうなってたろうし。現実を見るべきだよ、みんな。僕も含めて、だけどね。 ※Prologueに投稿していたものの転載です。

美しい草原に寝転がる、美しい女性。 彼女が求めるものは自分の世界、静かな空間。

俺たち仲良し四人組はいつだって一緒にいた。 俺、リョウタはリーダーみたいなものでいつも先頭に立っていた。 スズトは馬鹿だけど賢いし、ハヅキは無口だけど良い奴。 それから、あぁ、タ…

SNSに生きる引きこもり女子高生と、星空を見るのが好きな友人。 星空にちりばめられた彼女らの幸せは、いつだって輝こうと必死だ。

「いい夢を見たいものだ」 彼はそう言ってから、穏やかすぎるくらいの表情を浮かべて、飛び降りた――。

Twitterであった「字書きが自分の好きな言葉を〜」のタグで考えた単語をお題に、五十音の短編を書きました。 狂気的な愛の話や人生に疲れたOLの話、吸血鬼の話まで。様々なジャンル…

夏のお話