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梨をリンゴにできなかった

こんにちは。
年末、いかがお過ごしでしょうか。
私は今の今まで、窓ふきをしておりました。
先週スーパーで、スプレータイプの某中性洗剤を見つけ、これで家中綺麗にしてやろうと一本購入。
本日は、魔法を連想させるネーミングの某窓ふき用泡スプレーみたいにシュシュッと吹きつけ、キュキュッと二度拭きくらいで仕上げてしまおうと思っておりました。
ところがいざ拭いてみると、いつまでたっても石鹸が拭いきれない。
拭いても拭いても、ガラス自体が石鹸板に変身したのかよと言いたくなるくらい、泡を出すわ出すわ。
どうやら景気良くスプレーしすぎたようです。
説明書きを見ると、1㎡に一回スプレーせよ、と書いてありました。
私は1㎡に二・三回スプレーしていました。
そりゃ泡だらけになるってもんです。

どうかみなさんは、初めての洗剤を使用する際には事前に説明書きを読む手間を惜しまないでください。

私は惜しんだ結果、五度拭きしても泡が取れず、半泣きする羽目になりました。窓は間違いなく綺麗にはなりましたけれど。
二枚目の窓からは、バケツの水に洗剤をスプレーしてそれで拭くようにしたので、二度拭きで済みました。使い方は、やっぱり間違っておりますが。まあいいでしょう(笑)



さて。前置きが長くなってしまいました。
先程、カクヨムのトップページに『こえけん』の中間選考結果が発表されているのを見つけました。
お名前を存じ上げるユーザー様が、何名か通過されておられました。
本当に、おめでとうございます。
私もエントリーしていたのですが、落ちました。
落ちるだろうとは思っていたのです。
「美味しいリンゴもってこーい」
と言われているのに、梨を差し出す行為と同じことをやってしまいましたから。
梨をどうにかして美味しいリンゴに見せようと頑張りはしたのですが、結局、梨を梨にしかできず、とりあえず置いてきたエントリーでございました。
とはいえ、その梨を「美味しい梨だったよ」と言って下さった方がいらっしゃったのは大変嬉しく、有難いかぎりです。
この場を借りて、再度お礼申し上げます。
ありがとうございました。
いつか、梨をリンゴにできるくらい力をつけ……いや、リンゴ持って来いと言われたなら、リンゴを持っていくべきですよね。すみません(笑)


話は少し戻りますが、窓ふきをしながら、阿久悠さんの曲をスポティファイで聴いておりました。
歌詞を学ぶつもりだったのですが、残念なことに作業をしながらではリズムしか入っこない事を思い出しました。
そう。私はマルチタスクが苦手なのです。
とりあえず聴き続けて、掃除終了後にかろうじて頭に残っていたフレーズが、
『僕の心は半開き』
ただひとつ。
大好きな西田敏行氏が歌っておられた曲でございます。
どちらかというと私の場合、心よりは頭の方が常に半開きな気がいたします。
ぱたんと閉めて全集中する事も、全開にして大いにリラックスする事も難しいこのオツム。
そもそも『半開き』の解釈が、これで合ってるのかどうかすら怪しいのですが。そこはもう一度、歌詞を読んでみないと分りませんね。

阿久悠さんのリズム、素敵だなと感じました。
脳と体に心地いい。
そんな小説が、これから書けたらいいなと思います。


それでは。
こえけん中間選考を通過された皆様。
おめでとうございます!

2件のコメント

  • 「もしもピアノが弾けたなら」ですね。
    この唄い出しの一節、心を鷲掴みにする素晴らしい歌詞です。阿久悠さんは天才です。
    私は「津軽海峡・冬景色」の歌詞が好きです。
    唄い出しからその情景がわっと迫る言葉。そして、
    「風の音が胸をゆする 泣けとばかりに」
    素敵です( ;∀;)
  • 福山典雅さま

    どちらも名曲ですね。
    「風の音が胸をゆする」
    私もこの一節、メモしました(*^^*)
    本当に素敵です。
    しばらく、阿久悠さんと米津玄師さんばかり聴くかもしれません(笑)
    コメント感謝です。
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