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気付けば坊主ばかりだった~坊主オールスターズ~

こんばんは。

世間様は三連休。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

今日、改めてカクヨムに投稿している己の小説群を眺めていて、ある事に気付いたので、ここに書かせていただきたいと思います。


~私の小説、坊主(聖職者)率、高過ぎる件~


古代から現代まで。エジプトから中国、異世界、日本――あ、日本はまだいないですね。
とにかく、上から順番に、坊主、神官、坊主、聖女、神官、みたいなラインナップだったんです。
順を追って見て行くと

●まず、現在投稿中の『新・砂漠の賢者』
https://kakuyomu.jp/works/16817330665652858008
主人公のカエムワセトは王子であり、神官でもあります。で、他にも若いのやら年寄りやらの神官がいっぱい出て来ます。
神官=エジプトの坊主です
本作は坊主だらけです。

●『玄奘西遊記』
https://kakuyomu.jp/works/16817330659188069038
三蔵法師は中国の坊主です。
間違いなく坊主です。
まごう事無き坊主です。
誰が何と言おうと坊主です。
むしろ坊主の鏡です。
そう。『玄奘西遊記』は坊主の冒険譚です。

●『エル・アケルティ物語~美しき竜騎士と強欲な占い魔女』
https://kakuyomu.jp/works/16817330664522434172
ヒロインは魔女。ヒーローは竜騎士。
なーんだ、坊主いないじゃん。となりますが、ちょっと待って下さい。
聖女エラが出てきます。
エラは死者の冥福を願い、神に祈りを捧げます。
つまり、エラも僧侶です。尼さんです。
坊主です!

●『ネリとトトの川向こう』
https://kakuyomu.jp/works/16817330660622733400
ここには、葬送人なる人々が出て来ます。
ネクロマンサーっぽいですが、本職はお亡くなりになった方々の魂のお世話。
このお話には神官も出て来ますが、神官は神様に仕える人々(葬儀もしますが)。一方、葬送人は死者に仕える人々。つまり、坊さんのようなものです。
本作のヒーロー(まだ13の少年ですが)は修行中の坊主です。

●『三蔵を食べたい』
https://kakuyomu.jp/works/16817330658701091466
ここでの主役は火を吹く女妖怪、沙羅ですが。
三蔵法師が出て来ます。
三蔵法師は仏教界の名坊主です。

●『ネフェル・メスェティは歌う』
https://kakuyomu.jp/works/16817330657016355982
歌が得意な肉食女子高生が古代エジプトにタイムスリップして、古代エジプトに現代ソングフィーバーを巻き起こすというお話(めちゃくちゃザッとした説明)。
ここにはレイという美男が出て来ます。
彼の役職は色々ありますが、神官を兼任しています。
神官は古代エジプトの坊主です。
超絶美形の坊主です。

●『砂漠の賢者 第二幕~オリエントの覇権闘争』
https://kakuyomu.jp/works/16817330652875104897
ダプールという城塞都市をめぐって、カエムワセトがヒッタイト相手に無血開城を目指す物語。
主人公は、先に紹介したカエムワセト。王子で、神官。
つまり半分坊主です。

●『砂漠の賢者外伝1 ライラの憂鬱』
https://kakuyomu.jp/works/16817330655182266904
『新・砂漠の賢者』で出てくるカエムワセトの幼馴染であり弓兵の小隊長でもある女の子が主役の物語。
ここにもカエムワセトが出て来ます。
重ねて言いますが、カエムワセトの半分は坊主でできています。


●最後に、現在工事中の『砂漠の賢者外伝2 草色神官の秘話』
タイトルからして聖職者です。
ここには、カエムワセトの先輩神官、イエンウィアにスポットライトがあてられています。
物語の舞台も神殿。
古代エジプトの神官=坊主。
イエンウィアは坊主。
つまりこれは坊主の恋愛話です。


他の作品は、
●『一滴中毒』
https://kakuyomu.jp/works/16817330663879822057
不思議な飴屋の物語。

●『婚約者を奪った幼馴染(♂)が今度は私に求婚してきました。どうしたらいいですか!?』
https://kakuyomu.jp/works/16817330660030070941
これはタイトル通りです。
ほんとタイトル通りです。

●『三食どんぶり令嬢が婿に所望したウェイターがアサシンだったという恋話はこちら!』
https://kakuyomu.jp/works/16817330660030546888
これもタイトル通りです。
家畜捕縛術という名のプロレスそっくりの格闘技を得意とするヒロインが出て来ます。


●『【短編】皇太子をストーキングして前線送りにされた黒魔道士と、そいつを溺愛するワンコ系スナイパーの恋話はこちらでございやす』
https://kakuyomu.jp/works/16817330662205673973
これもほぼタイトル通り。
変人が変態を好きになる話です。



驚くべき事に、工事中のものも含めて13作品中9作に聖職者が出てくるという。しかも、主役級のポジションに僧侶がいるのが7作。

他、ストックしてあるネタにも、僧侶ものがあります。

何となく気づいてはいたのですが、どうやら私は僧侶(男女問わず)が好きらしい。拘りがあるらしい。
この歳になって新しい自分を発見出来るとは思いませんでした。
カクヨムのお陰ですね。


しかしながら、『みかみは古代エジプトが好きなユーザー』で活動をして行こうと考えていましたが、このラインナップではむしろ、『みかみは坊主好きなユーザー』だと思われているのではないかという疑惑を抱かずにはいられません。

いやまあ、いいんです。古代エジプトは好きだけれど、実際、坊主びいきな気もしますし。
自分や大事な人が死んだら、こんな人に送ってほしいな、引導を渡してほしいな、という聖職者を思い描いて書いているのだと思います。


というわけで、ほんと、どうでもいい内容の近況ノートでしたが。
すいません、ついでに全作品の宣伝もさせて頂きましたが。

坊主だらけの私の作品群、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。(この近況ノートだけで、一生分『坊主』ってタイピングした気がします(笑))

2件のコメント

  • 「死」の影も感じます。
    聖職者といえば死と関係が深いですものね。
  • 火浦マリ様

    死ですか。
    そうですね。死は、日々凄く意識していると思います。個人的な感覚なのですが、生と死はひと続きだと思っているので。
    生に関わる仕事は多いけど、死に関わる仕事って、あまりないですよね。
    でも死んだ人に、幸せでいてくれ、穏やかでいてくれ、って真摯に願ってくれる人の存在は絶対に無くなってほしくないし、私も尼にはなれないけどそうやって生きれたらなと思うので。
    なんか、語ってしまいました。
    すみません💦
    コメントありがとうございます。とても嬉しいです。
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