目箒

主人公のチート能力とエルフ登場人物、幼馴染との関係、ラスボスの設定がエピローグに全部綺麗にまとまっててすごいと思いました。語り口も軽快で読みやすく、多少の残酷描写はあっても重くなり…続きを読む

説明できないものを「説明できない」として書かれているので、作中に登場する色について夢が広がります。一部の人の頭にしかない絶滅した生き物。 恐竜の肌の色も、本当はわからないと言われて…続きを読む

巻き込むタイプの女の子と、その女の子に振り回される「私」のお話。全く違うタイプの二人が学校をサボるまでの過程が大変愛らしく描かれていました。

ここまで環境を整えられる気力と財力が非常に羨ましくなる作品でした。まさしく「居心地の良い家」であることに間違いないと思います。

舞い上がってしまう人のお話は転落ものが多くて苦手意識があったのですが、こちらのお話はオチがすごくほっこりできたのだ読後感も良かったです。

傍から見たら「そんなことで？」と言う様なものに固執してあらゆるものを棒に振っている姿は、理解し得ないと言う意味で非常にホラーでしたが、それを上回る恐怖の予感が最後の一文にありました…続きを読む

作者さんのキャッチコピーが「正しさと狂気」ですがまったくもってその通りで、社会的に正しいことを追求し続けると最終的にはこうなるよな……と感じました。 それにしてもどっちの思考と行動…続きを読む

実際に自分もファミレスにいて二人の会話を聞いているようなそんな気持ちになりました。真夜中の一幕、ファミレスから自宅までの短い時間。そこに少しずつ積もっていく優しい時間が読み手もくる…続きを読む

最後のオチにたどり着いた途端「えーっ……マジで……」と口に出しそうになりました。二段構えの恐怖に手を叩きたくなるお話です。