いつも拙作をご愛顧いただき、本当にありがとうございます。
拙作の作風の堅さで涸れた土地に井戸を掘ってしまう…知る人ぞ知る開拓者として名高い皆様のお陰で、この度(と言いますかちょっと前に)、めでたくPV77000を達成する運びとなりました。
やんわりと増えていく★や♡、燦然と輝くレビューやコメント、そして思わずガッツポーズ必須のフォロー。地を這う程度の自己肯定感しか持ち合わせていない私には、そのどれもこれもが本当に嬉しく、ありがたい限りです。
「赤の魔竜と歪の月」を本編とした番外編の短編集「月と魔竜とよしなしごと」、毎週水曜更新を目指してコツコツ書き進めています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093079691635208
また、異世界コメディ「転移者ヤクザ、相変わらずシマを守る」、毎週月、金曜更新目指して、絶賛のたうち回りながら書き進めています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093085030340883
どちらも「…ガイヤーンって巨大ロボットアニメにいそうだな…」等とぼんやり思う程度しかやる事がない時にでも、読み進めていただけると幸いです。
しつこく重ねますが、本当にありがとうございました。どうか今後とも、拙作を宜しくお願い致しますね!
さて……今回はこちらで、珍しく近況報告です。
本来は年に一度、新年最初の近況ノートにのみ自分の話をさせていただく決まりを設けているのですが、うっすらお気付きの書き手様もいらっしゃるかと思いますので、こちらでちょっとお話させていただきます。
暗い気持ちになりたくない方、ここから下はどうかお読みになられない様、切にお願い致します。
きっかけは、懇意にして下さる書き手様のコメント欄でした。目に留まったその方のコメントが、誤解を恐れずに言うと、物凄く偉そうに感じてしまったんです。
先ずはそこに端を発して、自分でもコメントを書くのが怖くなってしまいました。偉そうに思われていたらどうしよう…と不安になってしまい、近況ノートでさえも気軽にコメントを書けなくなっていました。
不思議な事に、懇意にして下さる書き手様からお寄せいただくコメントは、全くそう感じませんでした。自分が良くしていただいているからという、何かしら浅ましいバイアスがあったんだと思います。
懇意にして下さる書き手様は既にご存知かと思いますし、上記にも書きましたが、私の自己肯定感は尋常じゃなく低いです。
これは何もカクヨム上に始まった事じゃありません。例えば食事に誘われた場合、「私と行っても有益じゃないだろう」と理由を付けて断る程度には、私は自分に対して否定的です。きっと、一生変わらないんだと思っています。
そんな調子ですから、一度付きまとった不安はなかなか拭いきれず、それはなけなしの自信の喪失へと繋がりました。
「偉そうに見えるけれど、きっと私よりも素晴らしい物語をお書きになるんだろうな」「こんな風に言えるんだから、私のようにモゴモゴせず、伝えたい物事をはっきりと言語化出来る方なんだろうな」……思えば思うほど、どんどん暗がりを目指して歩いているような気分でした。
勿論、この期間にも、懇意にして下さる書き手様達は多くの作品を上梓されていました。大好きな作品に、どうにかしてコメントを残さなきゃ…と、ほんの数行に丸二日を要した事もありました。
更には拙作の更新も勿論ありました。書くという行為自体が酷く辛かったのですが、これをも成せないとなると本当に駄目になってしまう気がして、文字通り、必死にパソコンと向き合いました。
幸い、とある書き手様に相談するきっかけをいただき、真摯にお答えいただけた事で、こうして近況ノートに経緯を書き記す事が出来るまでに至っています。
今も完全復調とまではいきませんが、もしあのまま独りで底にまで落ちていたら、恐らく、私は書く事を諦めていたと思います。
と、いうわけで…私の異変に気付いておられた書き手様。結局は私一人の問題だったのですが、なんやかんやでどうにか元気です。もしご心配をおかけしていたのなら、本当に申し訳ありません。
また、こちらへの感想は結構です。何かと至らない私ですが、もし良ければ、今後ともどうか宜しくお願い致します。