キミは絶対に騙される
・テーマ
心理戦。視野を広くすること。
・世界設定
近未来。アメリカとソビエトが、冷戦の末に併合し、アメエトと呼ばれる超大国が生まれる。全世界を支配するアメエトに対して、超極小国のウラキリは、国内のマフィアとの紛争に悩まされていた。非合法な取引で、富を蓄えるマフィアに対して、国は産業が栄えず、とても貧しい国だった。
・キャラクター設定
イル・カモネ
…主人公。ウラキリの大統領。本当は、マフィアの手先。大統領襲撃時に入れ替わる。
コバヤカワ
…大統領の秘書。
ブルーヒク
…元軍人
ユダ
…外交官。アメエトの使い。
・ストーリー
国とマフィアの対立が深まる中、マフィアが大統領を襲撃し、両者の緊張は最高潮に達する。さらに最悪なことに、大統領のもとへマフィアから武力抗争を匂わせる文章が届く。
危機を脱するため、大統領は、アメエトの仲介を依頼する。マフィアとしても、武力抗争による消耗は避けたかった。
仲介を依頼したウラキリに対して、アメエトは、解決策として、ゲームによる決着を命令する。国の命運をゲームで決定することに、抵抗を感じる大統領達だが、平和的な解決であると信じ、マフィアとゲームを始める。
ゲーム開始後、連敗を喫するウラキリ国。最後のゲームに逆転を賭けて臨もうとするが、マフィアは大統領がマフィアの手先であることを明かす。捨てられた、大統領に扮するマフィアは、マフィアを裏切る。
国としての存在を失わず、マフィアの莫大な資産をも手に入れる作戦を実行する。