ワクチン3回目、済ませました。
おかげで、だるくて転がってました。
そんなわけで、創作について、色々考えてしまい……
『奴隷少女は獣人勇者と旅をする』をちびちび更新してます。例によって、金曜日の22時か23時です。宣伝しなくっても、更新すると読まれるんですよね? なんでだろう? 導線が謎過ぎです。
先日、トリさんがPeingで質問回答してたけど、あれのことを思い出して、そこからいろいろで考えているうちに…… だけど……
・異世界モノ(ハイファンタジーも、ゲーム異世界も)
・宇宙SF(オーバーテクノロジーが出てくる感じの)
・ホラー(心霊とか妖怪とか呪いとか…… ヤバいやつ)
と
・学園ラブコメ
これらのジャンルに共通しているのって、資料や調べ物よりも、読者のニーズを喚起するアイディアが勝負どころ って、ことかな?
と、思うのでした。
異世界、宇宙、心霊(あなたの知らない世界とも言います)は、現実世界とは完全に隔絶した別世界です。作者のアイディアで構築された世界なので、作品世界に一番に詳しいのは作者自身なんです。
異世界で言うと、せいぜいジャガイモで突っ込まれるくらい。
たぶん、大きい指摘は、来ないと思います。
あと、学園ラブコメも現役高校生が最強です。何せ、学園ラブコメに関しては、現役の高校生が、一番の専門家なんですから。門外漢にとやかく言われる筋合いはないですよね?
でも、現実世界を舞台にすると、とたんにヤバい。
現実世界には、本物の専門家や、その職種に実際に携わっている関係者、あるいは研究者がいます。
この人たち、当然ですが、小説家よりも、現場のことを良く知っています。
小説家が調べ物を少々頑張ったところで、簡単にメッキが剥げます。溶融亜鉛メッキみたいに、頑丈にしたいと思ったら…… 調べ物の時間的コストが半端なくって、いまどきのWEB小説みたいに連日更新なんて、無理ですよね。
学業やお仕事、家事の傍らに、小説を連日更新なんてことが可能なのは、テンプレがあるからだと思うのです。典型的異世界作品を書いてみようと、『奴隷少女は獣人勇者と旅をする』を書いたのですが、進捗すごいな、と言うのが正直な感想です。
異世界と、ラブコメは、読者のニーズをいかに掘り起こせるようなアイディアを思いついて、それをどのように(主にタイトルとキャチコピーで)読者に訴求していくのか? がカギになってると思うのでした。
読者のニーズと、作者のシーズ。
つまりは、異世界大喜利で「タネ割れ」できればいいんです。きっと。種ガンダムみたいに。
で、
テンプレの中で、アイディアを突っ込んで、変更する場所は、「スキル」がらみの何か、がどうやら定番みたいです。
でも、いつまで、こんなことが続くんだろうか?
異世界で言うと、いわゆるRPGと、悪役令嬢モノはシナリオ恋愛シミュレーション? とても狭い範囲の中に、物凄い数の作品があるっていうのは……?
と、不思議に思ったりします。
商業出版としては、いつか衰退のときが来ると思うのですが、WEB小説としてはずっと続くんじゃないかと、思います。
なぜなら、調べ物なしのアイディア勝負で書けるっていうのは、趣味勢にとっては大きいです。本当の意味で調べ物をするのって、凄い時間がかかりますから。
とは言っても、WEB小説の世界は広いので例外は、たぶん、いっぱいあります。特に、バックヤードに知識が必要って思うのが、幻想中華カテゴリーでしょうか。
あれ、私、絶対、書けないです。
私の頭の中の世界史は、地中海世界なので、中国史は苦手なんです。
シロッコ → シリア方面からの地方風の名(木星帰りの男ともいう)
アレクサンドリア → 古代エジプトの都市。図書館が有名(モビルスーツの母艦かも知れない)
ガルバルディ → 近代イタリア統一に貢献した軍事指導者(赤く塗ったらシャア専用?)
グラナダ → スペイン、アンダルシア地方の都市。(または、月の裏側にある都市。「ジオン驚異のメカニズム」のCMで、MS作ってたのって、ここかなあ?)
……それ、ガンダムじゃないのか?
あと、溶融亜鉛も、もっと直感的な違う言い回しがあるらしいです。
メカニックのオヤジさんキャラにしゃべらせるんなら、気を付けなきゃ、ね。