今回の十一話で一章の最後になります。ここまででチュートリアル終了って感じですね。
プロット自体は次の章のも既にできているので、更新が大きく遅れることはないでしょう。ゲームやってるより文章書いてるほうが面白い、と思える時間が多いほど更新は加速します。つまり感想・評価待ってるぜ!(ダイレクトな要求)
ここからは裏話というか、本編で書くタイミングが存在しないために語られなかった小ネタです。わざわざここを見に来てくれてる人への、ささやかな特典みたいなのですね。
本編では意気揚々と、ダチョウっぽいのことバリーを狩りに草原に現れたボス狼一行ですが。
あそこでドラゴンくんに出会わず、そのままバリー狩りに挑んでいたら、実際はボコボコにやられていました。
ダチョウを超える体躯と重さのバリーが得意とするダッシュ蹴りを、サベージウルフは止められません。一列になって突っ込まれたら草原では逃げ場もありませんし、ボス狼の咆哮でも突進の勢いまでは無くならないので……下手したらそのまま群れごと全滅していました。
あそこでドラゴンにタゲチェンしたからこそ、群れの狼達の命が助かったと考えるとボス狼の判断は英断でした。少しでも助かる生命があって良かったね!
ちなみにボス狼の群れがロックベアに挑んだ場合はワンチャンあります。咆哮が決まれば熊さんといえども前後不覚に陥るので、先手を取られてボスがぶち殺されたりしない限りは群れの持久戦で勝てる見込みがあります。あんまり倒してもリスク・リターンが釣り合わないので挑まなかったと思いますが。
さらに活用される機会のない小ネタですが、魔法を覚えたボス狼はめちゃくちゃ調子に乗っていて、咆哮ばっかりに頼っていたため、額の剣は普段あまり活用していませんでした。
真面目に狩りをして剣術を磨いていた場合、切り合いでドラゴンくんは普通に負けていた可能性が高かったです。まぁ自由に飛べない森の中ってのも大きかったのですが。
そんな感じの小ネタでした。ここまで読んでくれてありがとう!