こんばんは。万怒羅豪羅です。
いつも小説を読んでいただき、誠にありがとうございます。
前回の私信では「5章の終わりでまた会いましょう」みたいなことを書いていましたが、見事にすっぽかしてしまいました。申し訳ありません、完全に怠慢です。
言い訳をさせてもらえるのならば、年末年始に投稿量を倍にしたことで、単純に作業量が倍になり、うんぬんかんぬん……ただおかげさまで、その期間中はいつもよりたくさんの方に読んでいただけたようでした。大変でしたが、やってよかったと思っています。皆様にも楽しんでいただけてましたら幸いです。
(※ここから6章のネタバレを含みます※)
前置きが長くなりましたが、「ネクロマンス」の小説は6章まで進みました。6章では、桜下を追い続けていたロアの、真意が明らかになります。桜下はロアの手を握りはしませんでしたが、振り払いもしませんでした。お金や地位より、自由を優先したわけですね。あまり賢い選択とは言えないかもしれませんが、彼はまだ十四歳です。この章の執筆は、彼が何を大事にしているかを意識しながら進めていました。
さて、物語は大きな節目を迎えました。第一部は、ロアとの決着がメインです。第二部においては、桜下たちの活動範囲がぐっと広がったことにより、外国まで出向く機会も増えてくるでしょう。また、謎の人物「マスカレード」の動向も気になります。
第7章では、桜下たちは早速、外国へ向かうこととなります。向かうのは魔術大国・三の国アアルマート。魔法の息づく国で、彼らは新たな出会いをすることに……こうご期待ください。
それでは、このへんで。次回は7章の終わりでしょうか。その頃にまたお会いしましょう。