マレーシアのスーパー店員

 さっき、マレーシアのスーパーで買い物をしていた時のこと。

 20代前半のチャイニーズ系のきれいな女性が、お菓子作りの材料が並んでいるところで、たまたまそこを通りかかった50代と思われるマレー系のおじさんに尋ねた。

「ベーキングソーダはどこにありますか?」

 おじさんは「少々おまちください」と言って、近くにいた若いマレー系の男性店員ふたりのもとに小走りで駆けより、

「おい、ベーキングソーダって何だ?」

と聞いていた。

(ははは、このおじさん、わかんないんだ・・・^^)

僕は、その様子がおかしくて、商品を見るふりをしながら彼らの会話を聞いていると、

「しらね~よ~」と、若者二人がゲラゲラ笑いながらおじさんをからかっている。

「どこにあるんだろう?」

おじさんが、苦笑いしながら困った様子で、お客さんのところにあわてて駆け戻って行くと、その背後から大きな声でさっきの若者が「売り切れですって言えばいいじゃん~」と叫んでた。

---こいつら、客商売をなめてる^^

2件のコメント

  • ちどりさん

    そうなんです。マレーシアでは、バレンタインの「バ」の雰囲気もまったくなく、せめて小説でも読んで気分に浸ろうと残しておきました。
    ハッピーエンドがやっぱり一番いいですね。読後感がとてもいいです。

    ところで「小鳥遊 」を「たかなし」と読むとは初めて知りました。
    ずっと「ことりあそびちどり」と読んでいました^^

    これからもよろしくおねがいします。
  • 「バレンタイン・エッセンス」は、もともと1話完結のつもりだったのですが、なんか気づいたら6話まで書いていました^^

    読んでくださる人がいるならこのままもう少し書いてみようかな、とも考えています^^

    ぜひ、引き続き読んでください。
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