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『Ω:RAVEN/オメガレイブン』四話更新。近況について

 およそ二年ぶりに、カクヨムに戻ってきました。

 前回、カクヨムのサイト設立と同時に『SenSeS 生徒会特殊作戦執行部』を連載していたのですが、完結寸前で更新を止めてしまい、結局最後まで書き上げることが出来ませんでした。
 
 応援してくれた方々には大変、申し訳ないことをしたと考えております。

 定期更新という焦り、事前プロットの甘さや自分の中でハードルが上がってしまった結果、前にも後にも進む事が出来なくなってしまいました。

 あれから、自らの環境の変化もあって、小説に対して向き合うのが非常に難しく、全く活字に触れなかったり執筆自体もままならない時期が続いていました。小説を書きたい、書かなければいけないと言う思いの反面、実際キーボードに向き合い始めると全く巧く行かず、結果一文字も書けずにストレスだけが溜まるという負の連鎖に陥って、何をどうすればいいのか全く解らなくなってしまい、結局『SenSeS』からは一旦、距離を置くこととしました。

 一次創作が巧く行かない間は同人活動などを通して、二次創作という形で執筆活動を続けていました。既存のキャラクターを生かして自らの作風に昇華する創作活動は非常に楽しく、行き詰まっていた自分に新たなる風を吹き込んでくれた、そう感じています。

 そして今年、再び小説に向き合う為に『Ω:RAVEN/オメガレイブン』という物語を書き始めました。昔から大好きだった特撮やアメコミなどのヒーローものと、自分が得意とする現代伝奇の作風、そして関心のある都市伝説という題材。それらを全て合わせて生み出した小説で、再び物語にチャレンジしてみようという気概で今現在、更新を続けています。

 出来るだけ毎週更新を試みようとはしていますが、以前には定期更新という期限に縛られて、クオリティを落としてしまったという反省があります。出来るだけ読者様の期待に応えたいと考えてはおりますが、何より物語自体にしっかり向き合うことを前提として、更新をしていきたいです。

 『Ω:RAVEN/オメガレイブン』の四話は特撮で言う初変身回、自分の中で一区切りと考えている部分でした。むしろここまで書けなければこの物語に意味は無いと考えていたので、自分の中で一つの達成感があります。

 ここまで来るのにちょっと時間がかかりすぎたなとも思うのですが、まぁアバンタイトルで変身してるし、満を持した変身っていうのが格好良く書けたかなというので満足しています。

 目指すは「電撃《新文芸》スタートアップコンテスト」。こちらに間に合うように完結出来ればいいのですが、まぁ極論、良い物語が書けてれば、それはそれで……と考えています。

 自分の考える変身ヒーローという概念の集大成にしたいと考えておりますので、是非、今後もお付き合い頂ければ幸いです。

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