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ちょっとしんどいので、過去作品のことを振り返ってみる回。(イメソン)

近況書くくらいなら本編を書けよ……、という最もなツッコミを自分にする午前三時。いやほんと、その通りすぎるけど今は心の声から目を背けておこう。あ、明日は書くから……。

日頃から敬愛している方のノートを何気なく拝見させてもらったところ、作品のイメージソングを紹介なさっていて、ふと「そういえば」と思い出しました。
私も、自分の作品に合いそうな曲をいくつか見つけていたなぁと。
どうせ思い出したのだから、ざっくりとこの場でまとめてみようかなと思いました。自分用ですが、どの曲も誰かに勧めたくて仕方なかったので紹介してみます。

まずは「あきうさ」のイメソン。こちらはもう、可愛らしいラブソングばかり当てはめていました。
①嵐「Love Rainbow」
アイドルソングはめったに聴かないのですが、こちらの曲は何気なくレンタルした嵐のアルバムに収録されていて、そして何気なく聴いた曲でした。タイトルに恋とか愛とか入っているとあまり手を出す気にならないのに、タイトルを見るより先にイントロを聴いたのが幸いして好きになれた曲でもあります。メロディーはもちろん、歌詞にも惹かれました。好きとか愛してるという言葉が一つも出て来ないのに、相手を想う気持ちがしっかりと詞に込められているなと感じます。丁度「あきうさ」を執筆し始めた頃に出会った曲だったこともあり、漠然と秋崎と宇佐見がいるシーンを思い浮かべながら聴いていました。
②Eve「心予報」
二月十四日、バレンタインデーにテレビを見ている時に流れてきた曲。チョコレートのコマーシャルで使われていて、偶然そのコマーシャルを見かけて……一耳惚れ?しました(笑)もう可愛くて。アニメーションのCMとMVもとても可愛らしくてYouTubeで何度も観ました。Eveさんの歌声が素敵。が、なんと言ってもあのメロディーと歌詞が可愛いんですよ。聴いていると自然に踊りたくなってくるんです。好きすぎて、一時期は妄想の中で秋崎と宇佐見にダンスをさせていたものです。聴く度にテンションが上がって、やる気にもつながっていたような。「あきうさ」はこの曲のおかげで書けたと思っています。

お次は「Where is」のイメソン。こちらはかなり漠然としてます。
①コブクロ「時の足音」
完結間近か完結して間もない頃に久し振りに聴いて、本編で書いたシーンと重なる歌詞があったことを思い出した曲です。その歌詞が、
「頑張ったけどだめだったね
負けちゃったけどかっこよかったね」
というもの。〝Where〟の二十九話と三十話で描いた、江森が夢破れるシーンに合うなと思いました。伊織から江森に言って欲しい。
……これだけだとイメソンだとは言えない気がしますが、とにかく素敵な曲なのでどんな作品にも合うと思うしどんな方にも聴いて欲しいなと思います。
②Mr Children「常套句」
これは、自分でもよく分からないのですが、何となく江森目線の曲な気がします。切ない曲だから、明るい江森には似合わないような気も……。多分、
「「君が思うよりも
君はもっと美しくて...」
そう言うと決まって 少し膨れるけど
からかってなどいないよ」
という歌詞が引っかかっているのかな。サビの歌詞も、切ないけれどとても好きです。〝Where〟のその後、大人になって色々と困難が増えた二人の姿をもし描くなら、その時に聴きたいかもしれません。
③センチミリメンタル「対落」
大好きなアーティストさんの曲。とにかく誰かに勧めたくて仕方なかった(笑)
これはもう、歌詞がもう、個人的にはピッタリ当てはまり過ぎて……!逆に書くことがないほど。敢えて一段落を挙げるとするなら、
「それをだれかが かなしみ と よんでも
ぼくは あなたと あしたも いたいの」
一体、何が「かなしみ」なのか深くは触れませんが、伊織目線の曲だなと感じました。もう歌詞をすべて紹介したいくらい……。ちなみに私の推し歌詞(とは何ぞ)は「だれにもいえないこと くちうつしでおしえて」です。曲調も歌詞も、伊織の心情とよく合うなと思いました。

か、書き過ぎた……。そして楽し過ぎた。この熱量を執筆に活かせたらどんなにいいか……。というか、ほぼ好きな曲を紹介したいがために書いたようなものですね。まあスッキリしたから良しとします。

いずれは〝透け彼〟に合う曲も見つけたいです。あと江森目線の曲も。

2件のコメント

  • 聴いてみましたよーーっ!!なるほどなるほど、どれもお話に合ってます!!特に最後の曲の歌詞、ああーーー伊織くんーーーっ!!!

    そして、曲紹介で、あふれ出してくる言葉、あれもこれも伝えたい!みたいなのが伝わってきました!書きすぎた、楽しすぎた…はとても分かります!!もう何となれば本編より熱いというね。
    やっぱり、その歌詞やメロディーに内在する何かと作品の何かが共鳴して起きる化学反応みたいなものが、作者の頭の中ではバチッ、ピカッと輝いてたりするんですよね。そして作品の内容と歌詞とかがリンクしてきたり。

    「近況書くくらいなら本編書け」はアハハと笑いながら額縁に入れておきたいフレーズですが(笑)、こうして近況で「筆が乗る」感覚に身を任せるのも一興ですよ!!とにかく怜さまが楽しそうなのが伝わってきてこちらも嬉しかったのでした!!
  • あとみくさん。

    聴いて下さったのですか……?!嬉しいです!
    「対落」はとても気に入っている曲で、なんかもう、ただただ誰かにおすすめしたくて仕方なかったんですよね(笑)最初は「なんだこの曲、好きだわ」という感じで聴いていたのですが、最近になって歌詞を改めて見直してみたら、伊織とリンクする歌詞かもと気づきました。ちょっとでも気に入ってもらえたら、嬉しいです。

    書いてて、気づいたら二時間近く経っててびっくりです。本当に、自分でも不思議なくらいたくさん言葉があふれてきました。何はともあれ、久し振りに熱中できて楽しかったです。
    まさに共鳴ですね。先に曲から影響を受けて作品に活かしたり、書き始めてからイメージに合う曲と出会ったりと様々ですが、「これは」と気がついた瞬間がまた楽しいというか……。まったく別個に思える音楽と文章ですが、実は切っても切れないものでつながっているような気がします。

    私の場合は、伝えられるほどの近況もないのでとにかく本編を進めるべきだと思っていたのですが、今回こうしてノートの方で物書きとは別の好きなことをそれこそ好き勝手に語って、とてもすっきりしました。やっぱり好きなものについて書く時は熱量も違うし、筆もよく走りますね。書いてよかったです。

    これからも、色々な曲からもらった刺激を文章に変換して作品を作っていきたいです。
    コメントもらえて嬉しいです。ありがとうございます(*´ω`*)
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