今回、初めてコンテストに参加しました。
試しにやってみたい、と言うのが一つ。
一万文字以内の短編でよいとの事で、
数日で書けてしまう手軽さが一つ、と言う事でやりました。
〝エンタメである事〟が募集要項にて強調されていた為、
より、頻繁に見かけるものを意識して作ろうと考えました。
エンタメ寄りのモノを書くテストとして、「コップの中の漣」
と言うものを書いていたのですが、現在、再構成の後に進めようと、
今は進行を止めています。
それを書くのに役立つかなと思い、コンテストに参加しようと志した次第です。
初めに書いたものは、一万文字をオーバーし、
それでも気に入ったので手直しするのを止めました。
別の続き物としてやって行く予定です。
それにしても、異世界、異世界言っていますが、
本当に流行っているのでしょうか?
企業がそう言うイベントをやり、広報して、
その流れを作って行こうとしているのですから、
先の読めないものより、先の読めるニーズを作り出し、
顧客を制御して行くのは、利得をその目標とする企業として当然です。
幼い方向けのものにしたって、企業の望む方向に誘導するため、
その後の誘導先の〝要素〟を散りばめたものを企業は好むでしょう。
読み手、こう言う小説の世界でなくても、きっと昔から、
組織は〝養殖〟をして来たのでしょう。
否定する訳ではありません。
国際的なものだってパワー〝ゲーム〟なんて呼ばれているくらいですし、
実際楽しんでいる、面白いと感じている人もいる訳で、
人の命もそんな中、ゲームの中で消費される一つの駒にしかすぎません。
もしくは増産される雑魚キャラか。
〝利得を得ようと考えている人〟がいて、
〝消費される人間〟がいるのは当然の事です。
でも、物語を見る人間としては、
何かそんな価値観の下に量産されたものばかりだとつまんないんですよね。
そりゃ、ハイと言ってくれる人だけの方がやり易いし儲かるでしょうが。
一色に染まったものだけ、そしてその色に染まって、
その色だけで満足する人間を作るのは利得を得るには非常に有効です。
その為の種をひたすら蒔き続け、そして金銭で回収する。
永遠にそうして生きていける訳です。
農家なんですね。
ま、企業が期待する〝エンタメ〟なるものと、
個人個人が考える〝エンタメ〟とはきっと違う訳で、
それは十人十色など、言葉がある通り、企業、個人関わらず
昔からすべてに言える事でしょうが。
〝養殖読者〟〝養殖作者〟でないものを作りたい。
そんな感じで書いてます。
主に自己満足の為書いています。
そんなものに。応援や、コメントをいただけるとやっぱりうれしいものですね。
コンテストに元々応募しようとしていた方が、
より自身の方向性が混じっていますが、
正式に応募した方も混ぜてます。
よくある、もしくはよくありそうな形式であったとしても、どこか違う。
そんな、どこか捻くれた作品を今後も書いていけたらなって思います。