• 創作論・評論
  • 歴史・時代・伝奇

「長髪が幡(はん)のように靡(なび)く」という表現に変更

『暗黒竜の渇望』にてインドラの長髪が「旗のようになびく」ではなく、長髪が「幡(はん)のようになびく」という表現に変更しました。

旗というのはいわゆる皆さんが思い描くフラッグの事です。これに対し幡(はん)は仏教の儀式で用いる旗で下に垂れ下がる旗の事です。寺院に行くと必ず見れます。つまりより長髪がなびく表現に適しているのです。なお灌頂幡だと鉄製の幡です。だから旗よりも幡と表現した方が断然近いのです。

なお「なびく」もひらがな表現をやめてちゃんと中高生向きである事を示すべく「靡(なび)く」としました。すると作品がよりぎゅっと締まったダークファンタジーにふさわしい表現になりました。

またインドラの髪の色を「白」から「銀」に変更しました。白じゃ白髪と間違る人もいるかと思って。

https://kakuyomu.jp/works/16817330647877241956/episodes/16817330647878766686

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する