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異世界恋愛ブームの本当の意味

こうじゃないかということで根拠は何もありません。これから頓珍漢なことを書く来ます

1:聖女
聖女というのはOLのアバター。あるいは保育士や看護職などのリアルケアワーカー。つまり自分のアバターで結界を張ったり病人をいやしたりするという専門職ですが追放と言う事は

A:首になった
B:女なのに過労死寸前まで行った

と言う意味です。あるいは「家庭」という聖域を守るパート主婦のことでいずれにせよ大人の中年のアバターです。当然中高生はそんな話に興味なく「夜カフェ」と言った居場所を子供が作るという悲惨な、しかし重く子供たちの本音が青い鳥文庫に出ています。夜カフェを運営する母はともかく。そこには不登校の中学生も苦しいかに今の子供がハードな状況に置かれているかが分かります。

実はこれ「表裏一体」なのです。本音では女性は活躍したくないし専業主婦になりたい。それが「聖女もの」ブームの原因なんですよ。聖女がスローライフを要望するってよっぽどのことですからね。昔は主婦って有閑階級と言われたぐらいの人たちなんですよ。

彼女らの本音は夫を送り迎えした後に掃除などを家事をして昼頃にヨーカドーで買い物して昼寝して夕方に起きて子供が帰って来て夕飯の準備をする。聖女ものを描いている人が本当になりたいのは高確率でクレしんの「みさえ」です。そして平成初期まで「みさえ」はゴロゴロいましたしだから「ヨーカドー」や「ダイエー」という商売が成り立っていたのです。

2:悪役令嬢

女性も氷河期世代にとって人生ハードモードで受験勉強しようが婚活しようが何やっても破滅フラグだったということです。乙女ゲームの破滅フラグ~という物語。これロスジェネ中年のアバターです。一回人生をリセットして時間を巻き戻す。こうすることによって人生をやり直す。ちなみに悪役令嬢は学園でも大変勉学好きです。勉強してジョブアップしてます。しかも期末試験があるなど異世界でもハードです。

次にとくにクーデターを起こすという事はかつての親に反旗を翻すという事です。真の悪役つまり貴族に逆破滅フラグを刺して本当の意味で女性活躍社会を作りたい。そういう願望なんです。最後に王女エンドになるとか皇女エンドになるということは女性活躍社会なんて実は大嘘で所詮はパート主婦や派遣や女子一般事務に甘んじてきた自分の過去が憎く夫ガチャにまでハズレた悔しさから男性貴族つまり現代の男性陣に怒っているのです。

見てください。最近の悪役令嬢の持ち物は剣、果ては斧ですよ?もちろんお茶会で男の好感度を上げますが。敵ばかりではもう一回バッドエンドを食らうので

これ女帝化した女性でこれはこれで組織としてバッドエンドです。

3:溺愛

もう女性が疲れ果てた。何もかも疲れ果てて男性に一方的に愛を要求する状態。しかもスパダリ願望。要は未婚の女性が高望みしてる状態なんです。

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これらの女性の姿を見て子供特に小学校~高校女子が何を思うのかよ~~~くお考え下さい。

https://kakuyomu.jp/works/16817330652194279105

ちなみに破滅フラグが刺さってるのは「悪役貴族」の方ですので闇落ちした貴族が悪役令嬢を帰り討ちにしたり攻撃する前から恋愛対象にするなどもう男の書き手が怒っている状態だということもお忘れなく。

私も仮にこの手の乙女ゲームがあったらイケメンバッドエンド貴族をわざと主人公として動かし逆にラスボス令嬢を討ちます。その上で秩序を元に戻します。

・真エンドを書く

どちらでもない未来を手に入れる。つまり悪役令嬢を主人公にするのでもなく悪役貴族を主人公にするのではない。もっと言うと「どちらの世界」も見えている状態。その代わりとんでもない戦略家でないと無理ですよね。これらの物語って「失われた30年」という現実の副産物ですから異世界でも「どちらでもない」って言うしかないんです。つまり悪役令嬢も悪役貴族も倒します。
それが「労働者保護」という現実だったんじゃないのかなと。

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