「メルゼブルクの呪文」のようになんで実在する呪文をラノベ界って使わないのかね。これこそがまさにザ・中2であって著作権も切れてる事から使いたい放題。なのに今のラノベって「ファイアー」とか「ウインドー」とかほぼ英語なのね。FFか?って感じ。それも【グレートファイアー】みたいに【】でやるんだよね。なんかバカっぽいよね。この点も中高生読者が嗤ってると思う。いい年齢こいたおっさんがまるでスマホゲーのテキスト書いてるぜ、みたいな。
ちなみに「エスケープ」だとこんな呪文。
Eiris sazun idisi
sazun hera duoder.
suma hapt heptidun,
suma heri lezidun,
suma clubodun
umbi cuoniouuidi:
insprinc haptbandun,
inuar uigandun.
Once sat women,
They sat here, then there.
Some fastened bonds,
Some impeded an army,
Some unraveled fetters:
Escape the bonds,
flee the enemy!
うん、詠唱中に攻撃されて終わりますね。僕はもう中学生の頃に気が付いたけど「エスケープ!」なんて4文字で済むはずがないんだよねw
ちなみに9世紀の呪文なのでもちろん著作権なんてありません。ちなみに下級魔法が現地語で上級魔法はラテン語です。そしてラテン語を使えるのは当時は聖職者と王族ぐらい。もうわかりますよね。魔術を弾圧しながら後ろでコソコソと魔術に没頭してた聖職者の姿が見えるでしょ。