で、ここで『よるのばけもの』とか『一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。』などを買っているわけだ。そうなんだ。薬屋と転スラ以外何を読んでるんだ?って近況ノート見てる君はずっと疑問に思わないか。何度も言うが事件は現場で起きてるんだ。そしてWEBで高得点取ってる人のラノベが大爆死している理由の大半がこれだ。
そう、まったく需要と供給がマッチしてない。
こういうのを「ブルーライト文芸」と言ってもうとっくにリアル高校生はラノベを見捨てた後なんだよ。
実際WEB投稿ランキングみてみ?そこに「ブルーライト文芸」らしきものはあるか?ないだろ?じゃあ実際の売れ筋みてみ?一般文芸ってとこをクリックするんだ。けっこう「ブルーライト文芸」ってあるだろ?じゃあブルーライト文芸の執筆者は?元からプロだったりライトノベルに見切りをつけた人なんだよ。つまりプロに素人が勝てるわけがないんだ。で、こういう作者が大衆文芸で修行を積みながら純文学にチャレンジしていくんだよ。下手すると編集者から「貴方、才能ありますよ。純文芸もどうですか?採算度外視で」というチャンスが来るんだ。
つまりライトノベルは作者の側からも見捨てられたんだ。
・リアル中学生客は児童文学の棚に居る
・リアル高校生・大学生客は大衆文芸の棚に居る→ライト文芸
・薬屋と転スラ以外ライトノベルはごく一部の中年層を除き見捨てられた後
https://kakuyomu.jp/works/16817330651776579981/episodes/16818093074104884898実はここに「大衆文芸」の市場下落が2016年で止まった事を記述した。確証は取れてないが実はこれライト文芸読者を獲得したから文芸市場下落に歯止めがかかったからではないのか。つまりラノベはいろんな人(親・教師・司書・女子中高大生・中学男子)を敵に回した結果ライト文芸と児童文学に市場を取られた「後」なんだよ。それだけ「萌え」とか「異世界転生」・「溺愛」・「婚約破棄」は万死に値するもんだったんだね。