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サーサーン朝ペルシャの時代はまだ直刀

なんか中東となると半月刀、つまりシャムシール(西洋圏では「シミター」という)じゃないのかというツッコミが来そうですが実は『暗黒竜の渇望』にシャムシールつまり半月刀を抜くシーンが無いでしょ?

これ、モンゴルの遊牧民族がペルシャやイスラムを征服した時に伝わった刀でまだサーサーン朝ペルシャの時代はほとんど直刀だったんだ。西洋の剣と同じね。全く使われてないってわけじゃないけど。先端部分が曲がってるからすぐ折れる。つまりコスパが悪いんだ。半月刀って。なんかゲームやってると武器ってずっと使えそうな気がするじゃん。そんなわけないから。武器ってすぐダメになるよ。シャムシールは騎馬民族の兵士がなで斬りするように出来てる軽装騎兵用のものだ。

サーサーン朝ペルシャ時代の剣はなんと日本にも伝わりました。匈奴と戦った時の剣が中国経由で正倉院まで来たのです。大刀です。これがもととなって日本でも大刀が作られるようになったのです。

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