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ライト文芸年表も記載することとなった

こうやって年表書くって行為は大事だね。なぜかって? そう『吸血鬼はお年ごろ』(赤川次郎)って最初は集英社コバルト文庫だったんだけどもう集英社オレンジ文庫に2015年に替えてたんだね(集英社オレンジ文庫デビュー年に自動的に33巻目からレーベル変更し、ジャンルも自動的に33巻目から「ライト文芸」に変更)。
ということは事実上のライト文芸元年って『吸血鬼はお年ごろ』第一巻を発刊した1981年ということになってしまう。
赤川次郎先生っていうまでもなく大衆文芸の大家だけど実はこうやってライトノベルも書いていたわけで。それもラノベ読者ならだれでもタイトル知ってるようなタイトルを。
こうやって『十二国記』とか『吸血鬼はお年ごろ』や『陰陽ノ京』のように実はライトノベルのレーベルからライト文芸のレーベルに変更することがある。

この流れが一気に雪崩のように起きたらライトノベルは終わりだね。

『若者のライトノベル離れ』
https://kakuyomu.jp/works/16817330659071865553

※追記:9月29日
びっくりしたのではなく「やはり」という感想だったが『ミミズクと夜の王』などと言った作品がやはり2022年にライト文芸のレーベルで再販されてた。2005~2006年当時ラノベがそこらじゅう「萌え」の中で異色を放っていた名作で私は飛びつくように買ったが……やはりと。そういったまともな作品はやっぱりライト文芸に移るのだ。そして当時は「もう萌えとかうんざりだよ」という声はかき消されていたがやっぱりみんな心の中ではそう思ってたんだなと。そして名作というのは時を超えてこうやって再販してくれるんだなと。

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