研究所の話が終わり、ビーストが物語に帰ってきます。
〜闇についてあれこれ〜(若干ゃガバ)
◯闇はセルリアンと似た成分で、中は取り込まれた時と同じような感覚です。心に強く作用し、第三者からは見えません。
◯ビーストは闇の中を歩き続けていると思っていますが、実際は同じ所をぐるぐる回っています。ゴリラ達が見つけてくれたら、「どうしたの?」と声をかけてもらえたのですが、今は離れた所にいます。
◯バス型セルリアンが倒され、キュルル達が研究所を離れた事で、フウチョウコンビは闇の拘束を弱めました。それにより、ビーストは闇の中の光に気づくことができました。光は彼女が大切にしている思い出です。それを追う事で、今までぐるぐるしていた彼女は研究所の近くまでたどり着くことができました。
◯野生解放が止まっているのは、状態を保存するセルリウムの特性により、精神がすり減ることはあっても、お腹が減ったりけものプラズムが尽きたりはしない…とか一応考えてはいるのですが、ぶっちゃけ止まらないと彼女は動物に戻ってしまうのでこうなりました。
かばんさん達はビーストの事を資料などで知っていて、恐れる事なく受け入れてくれます。ラッキーさんは一緒に暮らす事に難色を示しますが、フレンズの保護よりもかばんさんの身を案じたが故の行動です。
力の強いビーストが、うっかりかばんさんを傷つけてしまう心配ももちろんあるのですが、アウトローと一緒に暮らすというのは、周囲から同類とみなされ避けられる可能性もあるのです。
料理が出てくると、決まって大騒ぎが始まります。
博士と助手はメシマズキャラではないのですが、自分たちが美味しいものは他人も美味しく食べられると信じているので、「適度」な辛さは個人差が大きい事に気づきません。普段客人にりょうりを振る舞う機会がないのでなおさらです。
そのため事件が起こります。これを機に、辛さへの認識を改めてくれると良いのですが。