• 二次創作

第12話制作秘話

このお話では、ビーストはキュルル達より先にジャングルに入ります。それがいつ頃なのか考えたのですが、キュルル達の時間を表す表現となると、「彼らはミナミメイリカエンで夜を迎え、蟻塚が光っているのを見た。」くらいしか手掛かりがありません。
なので、ビーストはジャングルで一夜を明かし、翌日キュルルと出会うという形にしました。

よく確かめてはいないのですが、アニメ版で夕方や夜など時間の経過を表す描写があるのは、4話と6話と9話、そして10〜12話だったかと思います。
キュルル達が一つのエリアにどれくらい滞在していたのかは分かりませんし、移動中どこかで寝泊まりしていたのかもしれませんが、作中の表現だけで判断すると、アニメ版けもフレ2の物語は、4、5日くらいの出来事とも考えられます。漫画版はサーバルが3日間寝込むので、1週間くらいのお話なのかなと思っています。


ビーストはずっとパークを走り回っていたので、フレンズ達の顔や名前やナワバリをだいたい把握しています。ですが極力接触を避けているので、フレンズ達は彼女の事を、噂でしか知りません。でもかばんさんだけは、彼女と関わったうえで恐れずに接してくれます。

ジャングルから研究所までのお話は、漫画版を基にしています。ジャングルにはかばんさん一人で登場させようかとも思いましたが、セルリアンに出くわす可能性を考えると、やはり助手が同行する方が自然だと思いました。ただ、隣に座らせても出番がなかったので、しばらく上空で警戒してもらっています。


炎のように赤くてチロチロ動くものとして、紙飛行機の先端に目印のリボンをつけました。かばんさんはこれを狙った所に飛ばせるよう何度も練習したり、ジャングルのフレンズ達と一緒に、飛ばして遊んだりしているのかもしれません。

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