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『新・時代小説が書きたい!』 鈴木輝一郎 読了

「先生、時代小説が書きたいです!」

と、昨日の今日で、早速、時代小説系の小説家用の本を。

鈴木先生は、
Q「新人賞を獲るにはどうしたらいいですか?」
A「獲れるまでやれ」
で有名な作家さんです。
いろいろと、言いたいことはあるが、ぐっと堪えて。

……おっと? 中身が今村先生の内容とかなりかぶるぞ。
ただし、鈴木先生のほうが先。

今村先生が、読者向けに書いたとしたら、
鈴木先生は、作家の卵向けに書いたもの。

ここでも気になる、時代考証について、細かく書かれてありました。
鈴木先生は、かなり細かく気にする様子です。
相当、苦労されていますね。。。

鈴木先生の著書は、良くも悪くも、伝統的です。
今村先生の著書は、良くも悪くも、型破りです。

鈴木先生は日本推理作家協会賞。
今村先生は直木賞。

うん。どっちもすごい人だ。

でも鈴木先生の場合、ベースをかなり積まないとダメなんだよなぁ。
やはり手っ取り早くというわけにはいかない感じです。
でも、自分も歴史小説書いたけど、めちゃくちゃ資料買うんですよねぇ。
あと、習い事もします。古武術くらい習えと。えー。

ちなみにボクは茶道習ってました。表千家ですけど。

取材もしてこいと。
現地を見て来いと。

まあ、ボクの場合、歴史的な場所に近いから、ひょいっといけますけどね。
ただ、江戸の話はかけない。。。東京、遠いや。

結論、時代小説歴史小説はコストめちゃくちゃかかります。
基礎知識、勉強も必要で、それ用の本も必要になります。
(そこは異世界モノも一緒か?)
そして、校正に次ぐ校正で、なかなか前に進みません。

これは習得してしまえば貴重かもしれないが、
習得するまでかなり時間かかるなぁ。

ということで、早くも挫折気味。
でも、歴史小説になるかわからないですけど、近日中に取材旅行行きます!
明治建築を題材に!

今日は小説、全然書いてないや。
よし、書こう。

2件のコメント

  •  玄納守様、コメント失礼致します。

     今回ご紹介の書籍、実は私も買っていまして。
     でもまだ積読状態だったりします。
     なるほど、やはり鈴木先生はスパルタですね。
     まあ時代小説はお金かかりますよね。
     いくら歴史小説でないとはいえ、実際の歴史の知識が書かせませんし。
     時代考証も求められる。
     だから『カクヨム』でも時代物は少ないんでしょうね。
  • カイさん

    ホント、歴史と時代は本格的にやると、好きじゃないとできないですよね〜。

    あとカクヨムは、読者層の問題がありますよね〜。
    皆が時代物に熱狂する場所じゃないです(笑)
    転生させないとどうにもこうにも(笑)

    鈴木さんのは、たいていスパルタですよね。動画だとしっとりと喋るのに、本にするとすごく乱暴で笑えます。ご商売がお上手ですよね。

    あまり、急いで読まなくてはいけない本では無かったですが、お時間あるときに是非〜
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