今日見た夢の話です。
昼食後、頭痛がひどいので横になっていました。
うつらうつらしていると、男の子を預かるので面倒を見るように、と起こされたのです。
頭痛はもう、大丈夫のようでした。
私はその子たちを近所の公園に連れて行きました。
しばらくして飽きたのか、その子たちは帰ることにしたようです。
私は二人を抱きかかえ帰ろうとします。すると、もう一人の男の子に「僕も」とせがまれます。
既に両手はふさがっていたので、私は負ぶおうと膝をかがめました。
肩から首へ、男の子の手が伸びてきます。
私は不意に怖くなり、後ろを振り返りました。
後ろにいた男の子はもう、ヒトではないようでした。
ひどく細く、青白く、そして黒い眼をしていました。
私は男の子に無理だと告げ、踵を返すと家に戻ったのです。
そこで、目を覚ましました。呼び鈴の音が聞こえたのです。
夢だったのか、覚めてよかった…、と来客に感謝しながら玄関に向かいます。
頭痛は先程より酷くなっていました。
玄関に向かっていると、男の子が首に手を回してきた時と同じ、あの感覚に襲われます。
怖くなった私は、扉を開ける前に窓から玄関前を窺いました。
そこにはやはり、誰もいません。
念の為、玄関扉の磨りガラス越しにも確認したのですが、ヒトの気配はありませんでした。
あの呼び鈴の音も、夢だったのでしょうか。
あの時、扉を開けていれば、誰かを招いてしまったのでしょうか。
実際に経験したときは気味が悪かったのですが、文章に起こしてみればそうでもないですね。
自分の文才のなさにがっかりです(笑)
『カクヨム異聞選集』に投稿されている方々はすごいな、と改めて感じました。
このような夢を見た原因ですが、おそらく『カクヨム異聞選集』の読みすぎです(笑)だいぶ楽しませていただきました。
あと、カクヨムでご活躍されている、武州青嵐さまの最新作、『ラピスラズリ』の影響もあるかと。
なぜなら、私に霊感はなく、波長や位相も合わないみたいなので…。
そういいうことにしておきます。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。