• 異世界ファンタジー

転校生N

      ***** 綾香との争い!!! *****

2002年ロ-リ―製薬に入社仕立ての綾香は、まだ新人のためミスばかり……

「何回教えたら覚えられるの――――!」意地の悪いお局に、こっ酷く嫌味を言われている綾香です。

「何も大きな声で当たり散らすことないだろう?」優しくフォローしてくれたのは山本匡

昼食時間の社員食堂で……

山本匡は、綾香の指導係、今日も一緒に昼食を「あのお局さんもう40歳にもなるのに、結婚どころか?彼氏も出来たこと無いんだ~、あんまり綾香さんが綺麗だから嫉妬して、余計に風当たりが強いんだよ、だから……気にしない 気にしない」

「本当にいつも助けて頂きありがとうございます。」

ある日、日帰りの仕事で静岡支店まで行くことになった新人の綾香に付き添い係として匡も行くことになったのです。

「綾香さん静岡支店は初めてだね?」

「大きな工場ですね~」

「ロ-リ―製薬の製造拠点だか――

すっかり夜も遅くなり、タクシーで家まで送ってもらい薄暗い路地で、いきなり匡が、綾香を抱き寄せ、強引に唇を💋・。*「アッ……」

綾香は匡を、男としてではなく、尊敬する先輩としか見ていなかった為に、(止めて下さい。)と叫びたかったのですが?

必死に拒んだのですが、男の力にはかないません。
無理矢理唇を奪われてしまったのです。

就職氷河期の就職口のない時代に、スト-カ-男がいるからと辞めてしまったら、あの時代仕事などおいそれとは見つかりません。

きっと隙があったのです。

それからは、隙を狙って綾香に近付き、身体に触れたりキスをしようとしたり……

それでも旨くかわし、仕事のノウハウを教えてもらい、綾香はキャリアアップしていったのです。

綾香の死の数日前「何故⁉俺とあんなに仲良くしてたじゃないか??もう1度もう1度でいいから会ってくれ!!」

「もういい加減にして下さい。新人の時にお世話になったから我慢してたけど、もう我慢できない、訴えてやる――――!」

「綾香さんに逢えないなんて!あんなことだってしたじゃないか??俺に気がなかったらしないだろ?」

「イヤ❕イヤなの!!大嫌い❕上司だからよ、仕事首になりたく無いから、本当は嫌で嫌で――――!でも?強引にして来るから仕方なく?今度しつこく付きまとったらただじゃ済まないから!!」

「なんだと~あんなに助けてやったのに――――!」

「あなたも懲りない人ね、又旦那さんに言ってヤル――――!今度は絶対有罪よ!!」

匡は、{出世など今の僕には、大した問題ではない、綾香さえ入れば}完全に盲目になっているのです。


そして弟正も彼女由香里との別れ以来、正気を失い悶々とした日々………

姉の言葉に奮起して、仕事の面接のために、数社の会社の面接を受けたのです。

その時にたまたま昔、由香里とよく行った喫茶店に立ち寄ったのです。

その時に、死ぬほど好きだった由香里に偶然会ったのです。

昔、由香里と2人でよく行った喫茶店でたまたま、由香里は友達とお茶を飲んでいたのです。

よく由香里と座った窓際のポプラ並木が、一望できる場所に座ろうと……すると


           ⁑✿ ✿ ✿ ✿ ✿⁑
萌えいずる春、緑深い夏、燃えるような紅葉の秋、冬枯れの木々の哀愁のある風景、どれもこれも美しい四季折々の姿を見せてくれるポプラ並木………

四季折々のポプラ並木を眺めながら、俺達の未来も永遠だと信じて疑わなかったあの頃……

これから訪れる未来にワクワク、✨キラキラ輝いていた日々……

           ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ ✾ 

するとそこに10年以上も会っていなかったのに、全然変わらない?いえいえ益々綺麗になった彼女の姿が……

彼女も正の事が忘れられずに、この思い出の残る喫茶店に足を運んでいたのです。

何故⁉急にあんな別れに?

わだかまりの残る中、数日後に会う約束を……

正にすれば何故⁉急に連絡が取れなくなったのか?

疑心暗鬼の日々……

彼女は、{私は捨てられた}とズ~ッと思い込んでいたのです。

そして全てを話し合い、姉に対する恨みつらみが沸々と湧き上がってきたのです。

彼女も失意のどん底で悶々と過ごす日々……

両親も、娘を不憫に思い{そばで見守ってくれる人でもいたら立ち直ってくれるかもしれない。?}
そして親の勧めで1度結婚したのですが?

正の事が忘れられず離婚したのです。

彼女は大学卒業後小学校の教員になっていたのです。

そして今現在も小学校の教員をしているのです。

遠回りはしましたが、今2人は遅れてやった来た青春を思いっきり謳歌しているのです。

ですが?到底許せることではありません。大切な青春時代を滅茶苦茶にされて、2人の憎しみは想像に難くないものなのです。



瑠璃は、登と義母綾香のあの幸せそうな顔が頭から離れません。

「あんなに幸せそうな顔は、一度も見たことがないわ、悔しい―――!」

悔しくて悔しくて居ても立っても居られなくなった瑠璃は、義母綾香に匿名で、電話をしたのです。

あの家に女は義母綾香しかいないので女性が出れば、「旦那さんにあなたと登君のことバラしますよ~、バラして欲しくなければ、今すぐ登君と別れなさい」ボイスチェンジャーで声を変えて誰か分からないように?

また登以外の男性が出たら、全てを話そうと思っていたのですが、あいにく義母綾香が電話に出たので、もうこれ以上はよそうと決めたのです。

瑠璃も登を取られたくないばかりに、強硬手段に出たのです。

女は怖い怖い!!

綾香は、{もし?賢にバレたら大変―――!}真っ青な顔になり、放心状態です。



一方の慶子は、瑠璃から「緊急事態発生❕本当は顔も見たくないけどチョット登のことで重要な事実が分かったの!集まらない?」

「私だって瑠璃のうざったい顔など見たくありません。😜  まぁ登の事で緊急事態なら、集まらない訳にはいかないわ!」

「真由も誘うから」

「OK❕」

そして数日後 瑠璃の家で……

「私が友達とアウトレットモ-ルドリ―ム湘南に行く時に、偶然目撃したのよ~凄い美人だったわ―――!私達が束になっても勝ちっこ無し❕」

「強敵だね!!」

「何とかしないと?」ストレス解消にカラオケにでも行こう❕」

慶子は家に帰り、独りになると、登に捨てらるのでは?と不安と恐怖で押しつぶされそうになるのです。

登を自分だけの者にする為に、登がほかの女に目がいかないように、あんなに自分の身体を与えてきたのに何故⁉

登の裏切りが許せない!と同時に身も心も捧げた登をカッパらって行った、まだ見ぬ綾香が、憎くて憎くて仕方ありません。

そして綾香が、友達と熱海温泉に旅行に出掛ける前日に、綾香と話し合いがもたれたのです。

登はこの時間はサッカ-練習、登のいない時間を見計らって、登の家に電話を………

そして慶子の家で、話し合いがもたれたのです。

「登と司と私は、3人でこの家で勉強しています。ですが?司がいない時は2人で、もう…Ⅽ♥までいっています。だから私達の邪魔はしないで下さい。お願いです。」

「あなた達まだ子供なのに、勉強もしないでそんなふしだらな事しているの~?それは、絶対ダメでしょう?」

「何を言っているんですか?あなたこそ十幾つも違う、仮にも義理の息子をたぶらかすとは最低です。淫乱❕色気違い❕恥ずかしくないんですか?」

「何を誤解しているんですか?私達は健全な親子ですヨ」

「でもホテルから手を繋いで出て来たと……それも身体を摺り寄せて?」

「ゴゴ誤解よ😓💦」

「…………」慶子は確信したのです。

あのオドオドした目、冷や汗の凄いこと、目は口ほどにものを言うとはよく行ったもの………

瑠璃の言っていた事は、本当なんだと………

{許せない!許せない!許せない!殺してやりたい!!!}

そして?



真由も、義母綾香との関係は疑っていましたが?

{やっぱり!}と思うと同時に………

最近、登が「俺………お義母さんを殺したくなる時があるんだ」と言っていた事を、ふと思い出したのです。「父親にも、感付かれ………アッ……ナッ何でもない!」

あれはもしかして?………

、義母綾香と登のただならぬ関係を父親に気付かれて、それでいろんな義母綾香の正体が分かって?それで?

真由も何故⁉そんな事を思うのかと言いますと?実は、登が「あの女が分からない、あんな女なんか❕」以前は、義母綾香のことを褒めたたえていた登が、何故⁉

又真由も最近登が、付き合い出して此の方、言ったことの無い言葉を、発するようになって来ているのです。

「俺やっぱり真由が大切―――!」以前は義母綾香の話しが、ほとんどだったのに最近は、将来の夢や2人の話しがほとんどになっているのです。

「私も登が、1番大切!!ウフフ」

「本当♥本当💛💛ハハハ」

真由も、{あんな魔性の女いなくなればいい}と願わずにはいられない、今日この頃なのです。

続き





 

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する