五分で泣ける(?)短編集、眠り続ける君はキスでは目覚めないをお読みいただきありがとうございます。
この作品は、ずっと前に書いた作品でそれをリメイクしたものになります。
凄く大切な人が、何十年も目を覚まさなかったら。
この作品を書いているとき、もし、自分の大切な人が同じ状況になったら、どうするだろうと考えます。
やはりミシャーのように、ずっと待ち続ける事はできません。
それも十五年。赤ちゃんだった子供が中3になる。
とても長い時間だと思います。けれどミシャーはその時間をずっと愛する人の為に使いました。
それはなかなか出来ることではないと思います。
だから作者でありながらも、桜部はミシャーを尊敬しますね。
そしていつか、長い時間を共にしたいと。そう心から思える人に出会ってみたいものです。
この作品はこれで幕引きにはなりますが、もしかしたらまたいずれ、開演のブザーが響くかもしれません。
何がいいたいかって?そう。続く…かもしれないということですね。
では、二人の未来が幸せであるようにと祈りながら。