https://kakuyomu.jp/works/16816927862638822229/episodes/16817139554730357246こんにちは。
「単眼のワカ」第二十四話、「辛辣」を更新しました。
今回のキュウは口数が多い。
個人的にではありますが、ただ守られるだけの人間というのが嫌いです。
無力かもしれない。非力かもしれない。あがいたところで無駄かもしれない。誰かの助けを待っているだけ、という性根が垣間見えると、心底気に食わないのです。
「単眼のワカ」は刀を持って〈からくり〉に乗って戦いますが、それだけが戦いではないことは、先人の創作物がいくらでも証明しています。
補給を担う者、装備の点検を行う者、作戦を練る者、治す者、食糧を用意する者といった具合に。
そして戦う者の心を慰め、励ます者も。
色んな「戦う」形があってこそ、勝利と報酬と栄誉をもぎ取れる。
守られるだけでは、決して得られないものです。仮に、自己満足に過ぎないとしても、自分なりの戦いを見つけていくしかない。「守られるだけでは嫌だ」と思うなら、一歩外に踏み出すしかない。
……とまぁ偉そうに書きましたが、上記は自分に言い聞かせているようなものです。停滞した現状を打破するためにはどうしたらいいのか、今以上の実力を身に着けるにはどうしたらいいのか、そういったあれこれを模索しています。
自分なりの戦い方を探しています。
だからかもしれませんが、「単眼のワカ」作中におけるチヨのたくましさが、書いてて時おり羨ましく感じたりします。