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それはさながら星のように

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こんにちは。
「追憶の、ヨルワタリ」第43話「取り戻した未来」の更新です。

次回で最終回となります。自分で言うのもなんですが、割とあっさりしています。



えー……この場で書いていいものかどうか少し悩みましたが、他のネタがちょっと引き出しから見つからないので、恥を承知で綴ることにします。



自分はとあるアイドルを推していまして。

「Bety」の百川晴香さんというお人です。

この方を知ったきっかけは、「ウルトラマンX(エックス)」で「高田ルイ」というレギュラー役として出演していたこと。

それまではアイドルとは無縁でした。歌や音楽なんて聞こえないから、まったく興味なかった。



転機となったのは……5~6年前でしょうか。ウルトラマンのイベントで、おそらくオフの時の彼女に出会ったんですね。

「うん? やけに足の長い子がいるなぁ……って、高田ルイ!? 本人!?」と驚きましたよ、ええ。彼女を中心に人だかりができておりました。

「テレビより、めっちゃ可愛い」……などと、取り立ててセンスのない感想を抱きました。

恥を忍んで、筆談にて「写真お願いします!」と勇気を振り絞りました。

快く応えてくれて以降、すっかり胸がときめきました。



その後、百川晴香さんがアイドルをやっていることを知り、とりあえずライブに足を運んでみました。

まぁ、当然のごとく歌や音楽なんてさっぱり。それでも秒ごとに切り替わる照明、足下から伝わる振動、ステージに立つメンバーとファンの熱気と雰囲気とが肌を震わせる。

状況が目まぐるしく変わる中、歌やダンスといったパフォーマンスで魅せるアイドルたちには……こう言うとひどく無礼ですが、つい感心しました。「なるほど、これがアイドルというものか……」というように。



それからはタイミングが合えば、ライブハウスに行ってみることにしました。チケット代とは別に「ドリンク代」なるものがあるのには驚きましたわ。

そして先日、特典会(写真とか撮ってもらえる)の時に、手話を覚えてきてくれたというサプライズ。


異国で日本語を話せる人と出会えた時の感動に近い……いや、どうだろう……?


「サークル・オブ・マイノリティ」であれだけろう者などを滅茶苦茶に叩いていた身ですが、手話とは無縁に思われた人が、手話を覚えてきたということに感動と衝撃を覚えたのです。

なるほど、アイドルにハマる人の気持ちがわかる……かもしれない。



ハマるかハマれるかは別として、何かしらのきっかけでそれまで無縁だったもの=世界に足を突っ込むこともあるかもしれない。

未知の世界は未知の感覚を引き起こす……かもしれない。それは書く上での肥やしになるんだなと(当たり前ですが)実感した次第です。



えー、まさかここまで長くなるとは思いませんでした。たぶん、今までで最長。

いい加減、執筆に戻ります。お付き合いありがとうございました。

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