純文チックなものからライトなものまで公開してきました。
読んでくださった方、レビューをくださった方、ありがとうございます。
何となくな流れを作って公開順を決めてみたのですが、最後2作くらいはどれにしようか悩みました。
特に最後、多視点人称に試みた『釣糸』にしようか、桃太郎のスピンオフ的な『鬼の太郎』にしようか、はたまた散文チックな『朝起きるとそこには』、概念について小説にした『0はいない』、饅頭ならぬ肉怖いなホラー系『弱肉強食』等々自分で読み返してはここを改稿しようか、これは読むのにだれるかもなどとあれこれ考えていました。
結局最後は今の自分にはもう書けないだろう『鯉――冬』にしました。
プロット段階では後半の夏編があるのですが、冬の雰囲気を残しつつ描けるのかという表現と、蛇足になるのではという構成の面で未だ手を付けられずにいる状況です。
今は『チゴササ』という途中放棄していたものを書き上げようと作業しているので、書き上がったら次は『鯉――冬』の続きを書きたいと思っています。
手元に残っている途中のものはあと3つ。
これらを書き終えた頃少しは前に進めているのだろうか。
それとももう立ち止まったままでしかないのだろうか。
ここまで読んでくださりありがとうございました。