近況ノート2016/5/18

こんばんは。未雲です。

エッセイ『わたしという未知について』を更新しました。

このカクヨムで私に出会ってくれる人たちに対して、名刺代わりになる何かがあるといいな、と思って書いています。
けれど、これを読めば「未雲くみ」のすべてがわかる! みたいな、そんな内容ではないです。むしろ、読んだらわからなくなるかもしれません。
でもそうやって、曖昧になった私のイメージが読んでくださった人ひとりひとりの中で、それぞれの形として息づいてくれるのであれば、この作品を書いた意味があるような気がします。

別に話は続いていないので、多分どこから読んでも問題ないはずです。
気になったタイトルがあれば、それだけ読んでいただければ良いと思います。
またしばらくしたらエピソードを足すつもりです。
どうぞよろしくお願いします。


はい、宣伝終わり! やめやめ!


今週、今頃になってどさっと仕事が降ってきたので、また少しレビューをお休みします。
突然☆だけ入れられた、という人がいたら、それはあとでレビューを書きますという意思表示です。
ふふ、なんだか予告状みたいでかっこいいですね。


……あーあ。馬鹿なこと言ってないで帰ろうっと。


それでは、おやすみなさいませ。

3件のコメント

  • はじめまして、いつもエッセイ楽しく拝見しています。
    いきなりなんですが、質問させてください!

    未雲さんのエッセイはなんとなくテーマみたいなものが読み手に伝わってきて素敵だとな思っているんですが、書くときになにか意識しているポイントなどありますか?
    書き始めた時に、今日はこのような話題にしよう、結びはこんな感じで、などど大体の設計図が頭の中にあるのでしょうか。
    それとも感性の赴くまま筆を走らせる、といった感じなのでしょうか。

    自分はいつも話がまとまらなくて駄文を連ねるだけになることが多いので、聞いてみたかったのです。
    暇なときにでもお返事いただけたら嬉しいです。
  • 阿瀬みち さま

    はじめまして。未雲と申します。

    コメントありがとうございます。
    お返事遅くなってしまい、ごめんなさい。

    私がエッセイを書くときに決めているものは、実は2つしかありません。

    1つは、みちさんが感じ取ってくださっているように、お話のテーマです。モチーフと言い換えてもいいかもしれません。
    自分がお話したいことを、どんな風にモチーフと絡ませようかということは考えます。設計図というには漠然としすぎているので、基本は書きたいように書いているのですが、やはり何事も指針があった方が書きやすいので、私はこのモチーフを指針にしています。

    もう1つはタイトルです。上のモチーフが決まったら、次は話の内容よりも先にタイトルを決めています。
    言葉の響きや、そこからイメージされる広がりの幅などを大事にしたいな、と思っているからです。
    エッセイは物語ではないですし、続いてくものでもないので、結構タイトルが重要かなと考えています。ここに、誰かの琴線を揺らすことの出来る言葉を据えることができたら、それは素敵なことだと思います。って、これは余談でしたね。

    モチーフを始点、タイトルをそこから伸びる放物線とすると、あとは言いたいことや思ったことをただ蛇口のように吐き出していくだけです。
    私のペンネームにはこんな想いが込められています、とか。悪口が嫌いなんです、とか。あ、今日は雨が降ってるから雨の話を書こう、とか。最近周りがオリンピックの話題で賑やかだなぁ、とか。
    そんな風に自分の思ったことを伝えようとすると、頭の奥に眠っていたエピソードが蘇ってくるので、それを書いています。

    書いていて思ったのですが、あんまり参考にはならないかもしれませんね。笑

    みちさんの作品、「瓶の中の人魚」を拝読しています。駄文を連ねるなんて、とんでもない!
    とても繊細で丁寧な表現が溢れていて、優しい文学の香りを感じます。
    ゆっくり読む時間を取れず、本当に亀の歩くようなスピードですが、読み終えた暁には他の作品にも触れてみたいと思っています。

    どうぞ今後ともよろしくおねがいいたしますね。
  • 丁寧な返信ありがとうございます。

    モチーフをタイトルを絡めつつ、ですか。確かに私がこのエッセイを読み始めたきっかけも、私という未知について、というタイトルの響きからでした。うんうん、タイトルが決まっていると、輪郭がはっきりする感じで論じやすいかもしれないですね。読む方もどこにフォーカスして読み進めていいかわかりやすいですし。
    それでお話の筋が最後まで行方不明にならず読みやすいのか、と納得です。

    実は私ここに投稿する前に、エッセイコンテスト、2000文字くらいのやつにチャレンジしてみようと書き始めてみたんですが全然だめで。エピソードが全然まとまらなくてごちゃごちゃしてしまい、断念したところだったんです。
    くみさんのエッセイは雰囲気といい内容といい、けっこうツボです。雲が流れるようなやさしさと、しっかりした芯の強さと、相反した魅力があって素敵だなと思って。

    まさか自作まで褒めていただけるとは、勇気出して質問してみてよかったです。あれはなるべく駄文を削って自制した結果なんです、きっと。男性の心理描写が難しくて苦戦した作品なんですけど、丁寧さや優しさを感じ取っていただけたなら幸いです。
    他の作品にはいまのところそういう優しさは含まれていないのでおすすめしません。笑。

    丁寧に答えてくださってありがとうございました。
    すごく参考になりましたよ!嬉しかったです。
    こちらこそ、これからもよろしくおねがいしますね。
    早朝から失礼しました〜。
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