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『黒百合の城』大反省会

また時間を空けて内容を調整したいです

・序盤、凛の語りの部分で、当初回想風にするかどうか迷っていて、表現が中途半端になってます。回想にするとプロローグでの時系列の入れ替えも受け入れやすいと思うのですが、そうしちゃうと語りのリアルタイム感がなくなっちゃうので悩みどころです

・凛の語りも、もうちょっと不自然にしたいです。この子は一見普通そうだけど奥底では変な子という設定なので

・書くのに時間が掛かり過ぎ。三ヶ月掛かっていますが、一から二ヶ月くらいでサクッと書き終えたいです。まあ途中で短編をいくつも書いていたせいでもありますが

・当初の目論見よりも長くなりすぎ。まあ十万字強なので作品としては普通の長編ですが、当初は五万字くらいの中編を見込んでいました。でもまあだらだらと長いという感じの作品ではないので、読んでてそこまで辛くはないかと思います。

・菫の立ち位置の調整。この人は終盤の展開の都合であとから重要になってきたので、人物を掘り下げるエピソードに乏しいです。

・桜もチョイ役ですが、多少紹介のエピソードが欲しいです

・ホラー要素がいまひとつ。作者がホラーの理解に乏しいため。要研究

・エロ要素の調整。エロを書きたいわけではなく、耽美でドロドロと不気味な感じにしたかったのですが、作者の文体が即物的で比喩表現も少ないので、あんまり雰囲気が出てないです。これも要研究です

・奏と凛がお互いに存在を必要としているとしても、そこから恋愛というのは飛躍してる感じがします。恋愛に至る過程を説明するのは難しい……。ぶっちゃけ見た目が可愛いからとかでもいいですが、小説としては説得力あるエピソードを与えたいです

・奏がクロエに反抗するに至る過程が微妙だと思います。あそこで反抗せずに従うという選択もないわけではないし、別のタイミングで反抗しても良かったのかもしれません。ちょっと精神的にも追い詰められ方が足りないと思います

・凛の奏に対する愛情はもっと狂おしくていいと思いますが、まだまだエピソードも表現も足りないです。特に終盤の凛の語りで、もっとぞっとするほどの愛情が表現できないものかと悩み中です

・エピローグで序盤の内容の語りが始まるとか

・これってNTR展開に含まれるのでしょうか。作者としてはただの(?)三角関係で、NTRという意識はありませんでした

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