僕は鬱病になり精神薬に頼るようになり、ある本がきっかけとなり麻薬にまで手だしました。
非合法で犯罪だと分かっていましたが憂鬱さが辛すぎて後先を考えることも出来ませんでした。入退院を繰り返しました。こんな人間は自分一人だと孤独になり、麻薬は辞められましたが憂鬱は治りませんでした。そんな時に偶然に古本屋でウイリアム・バロウズの本に出会いました。彼は麻薬依存症でありゲイである事をカミングアウトし、麻薬依存症は病気であり皆んなで団結して麻薬を辞めようと本の中で語っていました。1950年代麻薬やゲイである事は犯罪者であると考えられていました。そんな時代に自分の麻薬依存症やゲイである事をカミングアウトしさらには麻薬依存症は病気の人々であると発言したのはバロウズだけでした。その事に僕は勇気と希望をもらいました。そして僕の憂鬱症も回復し始めました。そして自分でも小説を書き始めました。今書いている〜白族〜はバロウズのカットアップやフォールドインという手法を使っておりプロットやストーリー性はあまりありません。しかし麻薬依存症や心の病を抱える人々の回復に少しでも役に立てば良いと思い書いています。もちろん病ではない人々にも読んで頂けたら嬉しいです。心の病は苦しいものですが諦めず医療機関や専門家の助けを借りれば回復します。どうか諦めず生きてもらいたいです。そして病から回復したら同じ病で苦しんでいる人々の一番の理解者となります。
〜白族〜があなたの病の少しでもの力になれたらと思います。僕はあらゆる医療関係者の方々、そうではないが理解を示してくれる人々、そして本により病から立ち直れました。
依存症や憂鬱症の専門家の方々も多く知っています。もし病に苦しでいるのでしたらカクヨムを通してでもメッセージを下さい…力を貸してくれる人々を紹介する事も出来ます。病は一人で解決する事ではありません。理解と医療が必要です。どうか諦めず助けを借り病から回復してもらいたいと心から思っています。