図らずも今回〈実話織り込み〉シリーズ三部作となった短編について書き留めておきます。

○一九八八年のif

 わりと重い主題を二つ扱っています。
本来は暗喩は嫌いなのですがデリケートな事柄を扱っているため今回ばかりはやらざるを得なかったという次第。

○聞こえるか、アルフォン

 元々あったアイデアで日常系の短編として投稿すべく考えていたお話。
元は人間側が主人公だったのですが動物側に切り替えました。ようするに書き手がスリリングな展開を書きたかったわけです。
 この切り替えは強烈な体験となりました。

○随筆イガイガドン

 予定外に推敲と改稿に時間のかかった一作。さらっと読めるかるい話にするつもりがいつの間にか〈これまでのネット活動の凝縮〉のような内容になってしまいました。
まるで自己紹介のような赤裸々な内容でお恥ずかしい。
フィクションの部分を削り、削っていった先にこうなりました、という一作で
……どう消化したものか困ってます。なんでこうなったんでしょう?

 振り返ると前の芸能ファンタジー三部作もそれぞれにエッセイ小説なんですよねえ……
 いや、新たな発見というかすごいですねカクヨムは。
なんか育成されてますね。

(知らんがな! とかやめて! という声が聞こえてきそうです)