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1月10日、コバルトノベル大賞投稿できました。バンザイ!

これで「もし君がイエスと言ったら」3月末、ミステリーズ!投稿し終わったら「100ページ以上の作品を書く」「書きかけの作品をほったらかしにしてはいけません」をクリアして、もう書くの辞めるつもりだったのです。小説を書くのは、メンタル・デトックスが目的で、過去の恨みつらみを小説の題材として取り込み、「ネタとして使えたから無駄じゃなかったわ」とサラリと(ドロドロと)昇華させて「あースカッとした。これで未練なく死ねる」予定だったのです。
 私にとっては書いてる時の楽しさが全て。完成した作品は、さっさと穴掘って埋めて、墓標に「赤い靴1」と書いて、「さ、次行こう」なのです。投稿は締め切りと、ページ数というモチベーションをもらう為、カクヨムにきたのは、「やりました」という証拠に「源公子作品セメタリー」を作る為だったのでした。「還暦過ぎた婆様の書く作品なんて誰も読まないよ」と思っていたので。そしたら、コバルトは「もう一歩」二回もくれるし(パソコン教室の先生喜んで泣きそうになってた)カクヨムでは、星がつくやら、フォローしてくれる人がいるやら。想定外! 何かの間違いだ!
「今辞めるなんて、もったいないじゃないですか!」パソコン教室教師SI。「書けるだけでもすごいです」web投稿代わりにしてくれたS嬢。「もっと、行間を読ませろ、たたみ掛けろ、アイデアはいい」S嬢のお母さんで50年来の友人。(ごめん、字数制限が。後で直します)「次は何?いつまでに仕上げればいいの」校正やってる従姉妹のN。「続編お願いします」シャーロックさん。
 みんな私がまだまだ書くと思ってる。そして、実際書こうと思えば書ける。だってアイデアなら、漫画時代の50年分の蓄積がある。「雪に泳ぐ魚」は、昔見た魚の夢+永訣の朝(宮沢賢治)+もし、この時死んだのが妹のトシではなく、賢治の方だったら(新アイデア)だけで126ページ書けたもの。(もっと長編にしたかった、後悔)
 短編って、要は冷蔵庫開けて、中にあるもので、チャチャっと20分で作る昼ごはんみたいなものなんです。素材と組み合わせと料理法で、美味しければOK。
 長編は、高い材料と、道具を揃えて、三日かけて煮込む、フランス料理。(いわゆる男の料理)なので自分丸出し、エゴの塊、自分が満足する為だけのこだわり料理になりました。そして書き手の書きたいものと、読み手の読みたいものが一致することは、ほぼありません。(あれば超ラッキー、大ヒット作品)現実は口が炒飯になっている人の前に、どんな高級フランス料理並べても「俺、炒飯食べたいんだけど」で終わりなのです。だから、カクヨムの皆さんは、私の短編だけ読んでください。長編は私のエゴで書いたので、美味しくないですよ。そんなこんなで、結局書くのをやめられなくなりました。 5月以降はもっと読み手に気を使って書きます、すいません。
 長編は字数制限、締切で後悔する作品が多く、作品がゾンビになって出てきて「恨めしやぁ〜書き直せえぇ」と言われそう。ちゃんと書き直して成仏させますから、お許しくださーい。

2件のコメント

  • 源公子さん、こんばんは。
    先日は私の近況ノートにメッセージをありがとうございました。
    あれからバタバタと落ち着かず、ここへ来るのが大変遅くなってしまいました。お待たせしてしまってすみません💦

    源さんの執筆におけるお考えは、私の考えとほとんど同じです。共感すると同時に驚きました。
    私も小説は、自分が本当に言いたいことを声高に叫ぶ方法だと思っています。「これが好き」とポジティブな思いを書き散らす時もあれば、胸に巣食った罪悪感のようなものを散らしたり。
    ただ昔の私は、それらを全部「誰かに読んでほしい!少しでも価値があるって思ってほしい!」と思っていたので大変でした。今は「まあ興味のある人に拾ってもらえりゃそれで良いか」と考えられるんですけどね。

    私は源さんの作品が好きです。
    粗さ?そんなの分かりません。本当に読みやすくて面白いと思っています。もっと言うと、私は源さんの影響で短編執筆にも意欲が湧きました。
    辞められなくて本当に良かった。
    短編も長編も、思うままにどうぞお書きになって下さい。
    私のように源さんの作品を楽しみにする方もいらっしゃるはず。(もう既に沢山の方が源さんの作品の協力者になっていらっしゃるではないですか)2023年も頑張って下さい!
  • こっちこそ、カクヨムの直し方教えてくれてありがとう。パソコン教室の先生も、カクヨムのシステムが分からなくて、いつも苦労させてるんです。
    私の影響で短編に興味を持ってくれたとは驚いた。私が誰かに影響を与えたりすることあるんだ。(悪影響でなければいいんだけど)
    私ね、漫画の同人誌時代みんなに「あれ描いて」と言われて、何でもかけたから、言いなりに描いてたの。そしたら自分の本当に描きたいストーリーも、絵も描く時間が無くなってしまって。たまに自分が本当に描きたい絵を描くと全然ウケない。そうやってるうちに、ただただ年を取り、体力的限界で諦めてしまった。「一生に一回くらい、思いっきり、本当に自分のやりたいことやって死にたい!」の一念で還暦すぎて書き出すとゆう暴挙に出たのだけど、一人のはずが、いつのまにかチームになってて、もはや私一人の問題で無くなってきた。でもね、私もともと「他人を喜ばすために何かする」のって好きなんです。私四人兄弟の末っ子で父曰く、「四人もいるから、一人手元に残しとこうと思った」(わしゃ猫の子か!)他の三人は大学出て(兄なんて二浪もした)私だけ高校出てから役場に勤めて、19歳でボケたじいちゃんの世話を母と2人で5年踏ん張った。それから東京に行って漫画描こうとしたけど、もともと丈夫な方じゃなくて、働きながらじゃほとんど書けなくて諦めた。
    10年後に母が胃がんで倒れたので、戻ってきた。それから再就職したが、今度は父がくも膜下出血で倒れ、2年半で死亡。母が死ぬまで15年間実家でお世話した。その間跡取りのはずの長男は、一円の援助も、手伝いもせず、一切合切私に押し付けて、全財産ユーロにぶち込んで財産ほとんど無くして、生活保護受けるために離婚して、私と姉達は毎年年末に生活保護のための書類を書く羽目になった。そして母の死後、図々しく財産だけ法律で1/4持っていきやがった!(姉からの借金の返済でだいぶ減ったが)父の判断は正しかった。死後の日記に「○○○(兄の名)はダメだ。公子の方が真面目だ」と書いてあった。精一杯やれるだけの事はしたから後悔はない。でも、絵の学校行きたかった、思いっきりストーリー漫画描く時間が欲しかった。「あの5年間の自由をもらえたら、多分私はプロになれてた」その悔しさが、今になったのです。私の男への恨みはウチのバカ兄故でして、だからこそ、理想のお兄さんや、ヘタレの甘えん坊男を描いてしまいます。(可愛い弟欲しかったな)本当、ストレス解消のはずだったのに「また誰かのためにやるんですか〜」です。でもね、人間って自分の為に何かやるより、他人のために何かする方がとんでもないエネルギーを出すもんなんだよ。これは経験上の本当のことです。そうなると、これからの私が何をやらかすか自分でも分からない(他人次第ですもの)。恐ろしいやら、面白いやら。まあ、やってみましょう。波乱を含んだ2023年の始まりです。
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