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長編小説が書きたいのです。

ここに来る前、B5のノート一枚に手書きで3,700字(書くのに2時間)が精一杯だった私。(文字打ちは、他の人に頼んでいました)Web投稿がしたくて、パソコン教室に通うことに。この頃右肩を筋断裂していて右腕が全く上がらず、友人への連絡は全てiPadのメールを左手で打つ状態。必死にやってるうちに、いつの間にか打てるようになり「ブックショートアワード」2018年8月〜2019年3月に投稿。10,000字書けるようになり、感動。ところが、それ以上長い物が、どうしても書けない。長編と短編の間には大きな書き方の違いがあるみたい。??? 致し方なく、「小説の書き方」の本を6冊ほど読む羽目に。「書くことについて/スティーブン・キング」1番面白い「めんどくさがりな君のための文章教室/はやみねかおる」初心者向け、やる気が出ます。「小説を書きたい人の本/成美堂」1番実戦向けでした。それらの中で、「マナーは要らない小説の書き方講座/三浦しおん」の一節を引用します。
『長編の場合、持久力・粘り強さ(少しずつでも書き続けること)が非常に大事。持久力を養成する際に肝心なのは、「闇雲に書いちゃいかん」てことです。どういうコースなのか知らないまま、42.195キロを走るマラソン選手はおらん。皇居の周囲が何キロあるのかしらないままで、ぶっ倒れるまでひたすら何十周も走るジョガーはおらん。(私は倒れました。4回も)そんなことしても疲れるだけだし、筋肉断裂や死の危険すらあります。コースや距離を事前にちゃんと把握し、ペース配分したり、給水したりしなければ、長距離を走ることなどできません。(中略)行きつ戻りつ、推敲し、粘り強く考えながら、数百枚書くのですから、時間がかかって当然です。乗ってる時はいいですが、行き詰まったら「もうだめ」ってなります。めげずに、亀の歩みでもいいから、完成を目指して少しずつ進むほかありません。「コツコツ書く」と言う「文章の持久力」は、慣れが非常にものをいいます。一作を完成させるごとに距離(枚数)を伸ばしていくこともできます。多分「考えること・工夫する事」は書くと言う経験を、重ねれば重ねるほど深まり、バリエーションを思いつくこともできるようになります。身に付けられる語彙などに限界があっても、「じゃぁそれをどう活かすか考えること」には、ほぼ無限の可能性があるのです』この言葉を信じて、3年かかって、やっと20,000字「おばあちゃんの祈り」が書けました。(カクヨム受けはしませんが、一応載せました)用は、距離感が掴めなかったのです。2500字×8=20,000字。分割して考えれば、なんとかなると、気付いてからは一気でした。今、次の20,000字「木の下闇」(ホラー)書いてます。その次は、「ミステリーズ!」100ページ(40字×40行×25ページ=40000)25ページを3.5+3.5(状況説明)6+6+6(各キャラの告白)に分割して書くめどがつきました。ふう。

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