先日、「カクヨム文芸部の本棚をつくろうキャンペーン」にて、中今透さんの「そして私は化生する」に書かせていただいたレビューが「文芸編集部が選ぶ珠玉のレビュー4選」に選ばれました。
https://kakuyomu.jp/features/16817330662975434034レビューを書かせていただいた作品はこちらになります。
https://kakuyomu.jp/works/16817139556816650809この企画を見た時、「私が今まで書いた100件以上のレビューが火を噴くぜ!!🔥🔥🔥」と意気込み、たくさん応募させていただきました。たくさん、本当にたくさん。カクヨム文芸部のデジタル会員証もメールでいただき、大変ニヨニヨしております。
まずはこのように他者から評されるようなレビューを書かせてくださった中今さんに感謝です。素晴らしい作品があってこそのレビュー。中今さんが書いてくださらなかったらレビュー書けてませんもの!改めてお礼申し上げます。
私、普段は本をほとんど読みません。流行のラノベもわからないし本格?もよくわかりません。世の中の創作はこうであれ、みたいな指針もありません。理解度も浅く、ジャンルや文法の専門的な部分に突っ込んだレビューも書けません。
ただ、感受性だけはバカ高い自覚があります。1の言葉で10くらいのエモを受け取ります。
ご縁があった作品を拝読して、感じたエモを書き殴って。そうしているうちに1年半で130件以上レビューを書いたようなのですが、少しは訴求力のあるレビューが書けるようになったと認められた気がして、なんだか嬉しいです。
ちょっと話が変わるのですが、以前カーディーラーの営業をしていた時「私たちはお客様に満足を越えた感動を与えなければならない」とよく言われました。それを聞いた私は「じゃあ不服なく満足と評された場合、そのために費やした時間や労力は無意味なの?」と天邪鬼なことを考えました。そんなことがあってたまるかと。
「賞に選ばれたり書籍化しないと良作ではないの?」
「たくさん読まれない作品は駄作なの?」
「誰にも読んでもらえないから私には才能がないの?」
そんなことが、あってたまるか。
レビューや感想ってなかなかもらえませんよね。というのは、ユーザーは不服を感じなかった場合は基本的に特別なアクションを起こしません。期待していたことを不可なく満たしてくれたらそれでいいのです。そして期待値に届かなかった時、アンチやクレームとなって突き刺して来ます。満足を越えて感動を生んだ時に初めて「他の人にも知ってほしい」と行動を起こすのだと思います。
何が言いたいのかと言うと、「私は拝読したものには積極的にアクションを残したい」ということです。
評価をするハードルが高いからこそ、貰ったら嬉しいものです。低評価されることも悲しいですが、何の反応もされなかった時ほど虚しいことはないと思います。だって、専業ではない誰もが勉強や仕事をしながら私生活の時間を費やして書いているわけですから。私だってそうです。
「面白かった」とか「かっこよかった」とか、一言でもいいから、何かしら言葉をいただければ、不思議と「もっと良いものを書こう」「もっと上手く書けるようになりたい」って思いませんか?
そんな思いで、可能な限りレビューを残すようにしています。「良い」「満足」「素晴らしい」と思った作品を、他の方にも読んでほしい。「こういうところが良かったよ」って、自分の言葉で伝えたい。本当にそれだけです。幸いと言うべきか、カクヨムには低評価の概念がありません。☆1でもランキングは上がります。めっちゃポジティブ。
なのでこれは私の勝手な理想論ですが、一人でも多くの人にレビューを書いてもらいたいなって思っています。私の作品にということではなく、ご自身が興味を抱いて手に取った作品にです。私一人が100作品読んでレビューを書くより、100人がレビューを書いた方が良いと思うんです。その方が絶対に盛り上がります。
ついでに言うと、レビューは連鎖します。これは本当です。「誰にも読んでもらえない」と嘆いている人は、誰かの作品を読んでレビューを書いてみてください。そこからあなたに興味を持って作品を読んでくれる人が現れるかもしれません。レビューって良いことだらけなんです、本当です、案件じゃないです←
長々と書いてしまいましたが、私がX(旧ツイッター)で名乗っている「創作応援猫」が一匹でも増えてくれたらいいなと、改めて思いました。今年はまだレビュー練習の自主企画を立ち上げていないので、どこかで時間を作ってまたやりたいですね。その時はぜひ気軽にご参加いただけると嬉しいです!
さぁ、レビューを書こう!そして執筆しよう!!!創作の時間じゃーーーーッ!🐱🌟