こんにちは、螢音です。
今年のKCを無視して、1本の中編に絞って執筆活動をしておりました。
その名も『とおい近所のおねーさん』
いやあ、日本語が矛盾しているタイトルですね。タイトルから内容が一切わからないですし。やっちゃいけないタイトルだな、と思いながらも投稿してしまいました。
話の内容としましては女子高校生と女子小学生が織りなすゲームをもとにしたハートウォーミングなストーリーであります。ただ、内容が後半非常に重いです。需要がないことを知りつつも、それでも書きました。
というのも、この話を思いついたきっかけが昨今の新型ウイルスに関連した休校措置だったからです。
外出できない子どもたちが何をするだろうか、と考えた時に自分が真っ先に浮かんだのがゲームのオンライン環境でした。
昔だったら、近所の歳の近いおにーさんやおねーさんが相手してくれたけど、今働いている人たちでそんな風に安心して託すことのできる知り合いっているんだろうか?と疑問に思いました。
もし、オンラインで知り合った大人が、距離が離れていながらも近所のおにーさんやおねーさんみたいな役割をできたら、と。それが今回の物語の発想になりました。
現実ではオンライン環境の厳しさはあると思います。マナーを逸脱したプレイ、初心者に優しくない玄人プレイヤー。他にもいろんな問題があります。
そんな中、遊び場を制限された子どもたちがいる今だからでこそ、この物語を投稿する意味はあるのかな、と思い指を走らせました。
今回投稿したのは、物語の前半部分ですが、後半にはまた異なったメッセージを託しています。とりあえず、明日投稿予定です。
いろんな人が不安を抱えイライラする現状ではありますが、様々な人が交錯するオンライン環境が、どうか少しでもやさしい遊び場でありますように。
本日はこの辺で。