皆様の創作活動におけるスランプの脱し方を教えていただけませんか? どういったスランプを経験されたのかも聞いてみたいです。無理のない範囲でお願いいたします。
実は私は一度スランプだと思われる体験をしたのですが(今はもう抜けています)、時折「次にまた同じように小説を書けなくなったらどうしよう」と不安になってしまいます。
そんな時のために皆様に対処法をお聞きできたらいいなあ、と図々しくも思っております......。あとは辛かった体験を共有できたり、スランプなんて経験してないよという話も聞けたらいいなあ、と思ったりしています。
私のスランプの話をします。長くなってしまうのですが、正確に書いておきたいなあと思うので、鬱陶しかったら読み飛ばしてくださいね......
私はカクヨムに投稿を始める少し前にスランプを体験しました。
私は趣味で創作活動(小説、短歌、俳句、イラスト)を続けていますが、例えば小説を書いている途中で中断して短歌を作ったり......などはできず、一回思考をリセットする時間が必要だったりします。
そして、これらの趣味にゲームを加えてみた時にスランプになりました。ゲームはしている最中は楽しかったのですが、さあ切り替えて小説を書こうという時のリセットにそれまでの趣味たち以上に時間がかかり、日付を跨いでようやく書けるようになることがほとんどでした。
だんだんゲームをするのも小説を書くのも面白いと思えなくなりました。
ちなみに私の場合は、書けない、というスランプでした。スランプ体験前にも、書いたものに納得がいかないことや自分の文章の稚拙さに落ち込むこと、語彙力の無さに頭を抱えることが多々あり「これがスランプなんだな」とぼんやり思っていたのですが全然違いました。
書くための時間的余裕があり、書くべきものが決まっていて、書きたいという気持ち(焦り)があるのに、思考が枯渇していて書き始めることすらできない状態でした。
結論として数ヶ月粘ったすえにゲームを諦めました......。ゲームができる人、本当に尊敬します......。
ゲームを諦めるきっかけとして(詳しくは言えませんが)悲しい出来事があって、それに呆然とした後に、猛烈な勢いで本を読みました。「アンネの日記」や「永遠の0」など著名な作品を中心に戦争記を五、六冊は一気に読んだかと思います。そして、スランプを抜けてみれば、「あれは一体何だったんだろう?」と、風邪が治ったように書けるようになっていました。
そして私は様々な趣味を両立させられるほど思考に強くないと気づきました。今では自分の懐の浅さを思い知ることができて、よかったなあと思っている部分もあります。
しかし、これらはゲームを諦めた後に気づいたことでして、スランプ中は何で書けないのかまったく自覚がなかったと思います。
こんな感じで(これほどたくさんでなくて構いませんので)体験談を語っていただけたら嬉しいです!