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短編『海鳥のジョナ』あとがき

まだお読みでない方はこちらからどうぞ。
https://kakuyomu.jp/works/16818093074290808711

いかがでしたか。
「海」「鳥」「傘」でお題をもらった瞬間から、『かもめのジョナサン』を意識していました。
2000字にそのエッセンスを入れる技量はありませんでしたが。
傘をさして鼻歌を口ずさむジョナと、美しい詩を書くストーンが、生存本能のみに縛られない自由な生き方を示唆できていればと思います。

「ジョナ」はジョナサンからですが、「ストーン」は適当です。
ぼくがローリング・ストーンズのファンというわけでもありません。
短編だと、構成に重点を置いて、キャラ設定は適当になる気がします。
そのせいなのか、今考えている長編も、キャラ設定が遅々として進みません。
うーん、短編と同じ意識にならないよう気をつけるだけでも、違うでしょうか?

構成も、15ビートで考えるべきか悩んでいます。
今回、初稿は75分3399字だったんですが、削るのにかなり時間がかかりました。
今までで一番しんどかったかもしれません。
結局思い切って、一部のビートをごっそり削りました。

もともとビートの1つ「サブプロット」は省略していますが、最終原稿では全体的に形骸化している気がします。
それなら最初から、起承転結や、三幕構成の意識だけで充分なのかな、と。
もう少し15ビートは続けますが、アイデア出し〜脱稿を2時間以内という目標のためにも、いろいろなやり方を試すべきかもしれませんね。

それでは。

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