46話で取り上げました「隠れ遊び」、いわゆるかくれんぼの起源は、中国唐代の宮廷にて行われた「迷蔵」にあると言われます。
男女の求愛の一つで、隠れた女性を男性が呼び合いながら探すというもののようですが、遭難の事例もあったとか。
ちゃんと調べてないから曖昧なのですが、敷地が広大だったからとか、山で行われた行事だったからとか。なんてサバイバルなんでしょうね汗
「隠恋慕」と表記したから「かくれんぼう」と言われるようになったとも見ましたが、これは俗説なのかな??
これと似たもので「鬼ごっこ」の起源は、宮廷行事の大晦日に行われる「追儺」だという説は比較的よく聞く話だと思います。
今回、かくれんぼの追手と逃げ手を、「鬼」と「子」としてしましたが、実はよくわからなくて適当です汗。
本邦にては遊びとしての事例がいくつかあります。
『宇津保物語』初秋の巻では「草のなかに、笛の音のしはべるを、たずねてなむ、うへ草笛をこそは吹きけれ、大将【かくれあそび】をやしはべらんと聞こえたまへば」
『栄花物語』蕾花の巻には「男ぎみは、いみじう思ひきこえたまへれど、なほいと心づきなく、ともすれば【おんかくれあそび】のほども、童げたる心地して、それをあかぬことにぞおぼされたる」
とありますが、具体的な内容がわからない(-ω-;)
なので、今回はもう創作になってしまいました。ご承知おきお願いいたします。
話はとんで。
各国にも鬼ごっこ的な遊戯はあると思いますが、以前に、マリーアントワネットについての話を読んでた時のお話です。
言わずと知れたフランスのルイ16世の王妃ですが、スウェーデン貴族のハンス・アクセル・フォン・フェルゼンと不倫関係にあり、それが宮廷で公然の秘密だったらしい、とは知られた話です。
このフェルゼン、フランス宮廷で好まれた遊戯の一つ「コラン・マイヤール」の名手だったそうで、日本語で「目隠し鬼」。
手を叩いて鬼に位置を知らせるルールみたいです。
目隠し鬼の名手ってなんなん??
挙動が超機敏でターゲットを確実に補足できるとか??
とちょっと面白かったのです。
「うふふ、アントワネットちゃん、み~っけ」と抱きついて、それがルイ君だったりしたらどうすんのさ、その場が凍り付きそうだわ、あはは、と。
……すみません、今回、寒いまま終わりです。思い出したら書かずにいられない性格で汗
あと、フェルゼンファンの方いらっしゃったら床に額をこすりつけてお詫びします╭( ๐_๐)╮
ここ数話ですが、一話当たりの文字数が多くなってしまって、読みづらくご不便をおかけしていることと思います。
話の切れ目が悪く、このような有様で、心苦しく思っております。
あと数話の後には、元に戻せると思っております。
よろしければ見守っていただけますと大変ありがたいです。
いつも拙作をお読みいただきましてありがとうございます!
またご覧いただけますと嬉しいです!