たまにはただの近況を!
行ってきました、京都!ヾ(*´∀`*)ノ
この度の目的は資料館巡り。
そして、レンタサイクルを駆使し、己の肉体で平安京の規模を体感してみよう、というコンセプト(夏の京都を)
・龍谷ミュージアム
・風俗博物館
・京都平安京創生館
・京都市歴史資料館
・あと、六道珍皇寺
が行先です!
おや??
ド初っ端から龍谷ミュージアムが開いてない。
土日のみ開館。
そうですか…。
まだまだ!
眼の前に広大な西本願寺があるじゃないか!
今日の安全をお願いするのだ!
そして、大寺院の御朱印をいただくのだ!
……本願寺は御朱印しないそうです。
記念スタンプをどうぞ? いえ御朱印帳にいただきたくて、それは……。
うん、まあドンマイ。
まあまあ!
本日のメインイベントは風俗博物館なのさ!
こちらは、小造な資料館ながら、しっかりと時代・風俗の考証がなされた、大掛かりな再現模型が展示されているのです。
結果→すばらしく浸れました.。.:*・'(*°∇°*)'・*:.。.
現在の展示は、
・『小右記』から藤原道長の三女威子立后の儀のあとの饗宴
・『源氏物語』から明石の姫君の裳着
・『紫式部日記』から、昇進のお礼のために、紫式部に取次ぎをしてもらうため局を訪れた公達の様子の場面(二千円札のデザインですよ~)
・女房達の、冊子作りのための作業現場
が、メインです。
千年前の文書を頭に描いていたものを、形として眼前に示されたリアルさといったら……たまりません!
さらなるイメージが膨らむし、かわいらしいし、ステキ。
いくら見ていても飽きません。写真も自由です。撮りまくりでした。
お好きな方はぜひどうぞ。
ついで、京都平安京創生館は、図書館と併設のコンパクトな資料館ながら、平安京の詳細なジオラマが大迫力。
難点は細かすぎ、かつ大掛かりなので、遠くて良く見えない所笑
なんと、オペラグラス持参!笑
野鳥の会よろしくめっちゃ観察。
これも素晴らしくて、市の様子や、大内裏の倉庫群など、いまいち良くわからないものを見ることができました。
なんと無料!
ついでがある方は見に行く価値ありです。
そして、京都市歴史資料館。
実はこちら、平安時代の研究者の方で、よく著書を拝読している先生が在籍していらっしゃるとのことでして、もしかして偶然にもお会いできてお話伺えないかなーーー、と。
……ご不在でした。
次作も楽しみにしてますとお伝え下さいぃぃ、と伝言押し付けて来ちゃった……。
最近はこういうのも良くないのかな??
職員の方は気安く請け合っていただけましたが、怖いかなぁ。
一言感想言うくらいならいいかなー、と思ったのですが。どうなんでしょうね。
そして一路祇園方向へ爆走。
人混みを避けてたら迷子に(*‘ω‘ *)ン?
方向感覚が狂ってて、西に向かってるのにずっと南を向いてる気がして、祇園から出られない!
グーグル先生がずっと、違うで、と諭してくる。
さらに南座が公演時間前らしく、恐ろしい人波に飲まれました。もうわやくちゃ笑
しかし、最後の目的地、六道珍皇寺に行くまではくじけないぜ!
……と思ったら、突如の土砂降り。
まじかい??(꒪ꇴ꒪|||)
皆びしょ濡れ。
浴衣着せてもらってる人も着物着せてもらってる人も。
あぁお気の毒……。
そして雨宿りしてる間に……閉門してた。
のおおぉ……_:(´ω`」∠):_
六道の辻󠄀あたりを見て、葬送地に思いを馳せたかったです。
小野篁の黄泉がえりの井戸も見たかったなぁ。
その後に健仁寺も拝観しようと思ってたのですが、(こちらはギリギリ間に合いそうだった)天気予報では止み間があって、また降る様子だったので、とにかく自転車を返さねばと、四条から七条の京都駅まで、鴨川沿いをひたすら南下して激走!
とおいぃ!!
期せずして、今日一番の平安京の規模を体感しました汗
広いんだな、都よ๑•̀ㅁ•́๑)✧
結局、雨には降られず無事、自転車返却。ありがとよ、相棒。
書籍やら図録やらを買い込んで地獄のように重かったので、前かごのある自転車にめちゃめちゃ助けられました。
最後に、今回の記念を下記に一枚載せさせていただいて。
タイトル:「うわ、あの方たち紫式部さんのとこに取り着いてる……。こちとら日中、疲れ切ったってのに。お元気でいらっしゃるわぁ。局に下がりたいけど、横、素通りしたらなんか言われそー。ま、いいや、今夜はもうこっちの東の対の屋で寝るわ」
斉信、実成の両貴公子ファンの方がいらっしゃったら、申し訳ありません。
風俗博物館では、ずっとこんな妄想遊びをしてましたとさ(*゚∀゚)
長々とお読みいただきありがとうございました!