いつもながらのいいわけです汗
34話を書いてて、どうしようかな、と思ってたのですが、三位中将の偽称が「四条大輔」なのですが、いまさらながら、この登場人物の年齢感で大輔って、普通はそこそこ順当な官職じゃない?と頭の片隅でモヤモヤしてました。
大輔は八省の次官ですが、場合によっては閑職でもあります。
ああ、またやらかしたか?と臭いものにフタをして見ないようにしていたのですが、重い腰を上げて『官職要解』をめくりましたところ、大輔は正五位下とのこと。
ああ、なんだか変に中途半端……。近衛少将と同位なのもちょっといただけません……。
少なくとも六位以下の地下にしておくべきでした。
いまさら変えるのも混乱しますので、とりあえずはこのままでいく予定です。「これって妙じゃね?」と思われた方いらっしゃいましたら申し訳ございません。
じゃあ、そもそも、なんでこの名称にしたのかな、とつらつら考えたところ、これを決めた時期に女性歌人を洗い出していて、ちょうど伊勢大輔を調べていたんだったわ、と思い出しました。
「あ、じゃあ、大輔でいいわー」と……。
安直さはのちの後悔に繋がると知れ。
失礼いたしました。
いつも拙作をお読みいただきましてありがとうございます。