どうもこんばんわ、最近執筆のお供がYoutubeでむしろ書いてるのよりYoutube見てる時間が長い川中島ケイです。いや、ちゃんと書いてますよ、たぶん(;´・ω・)
さて、昨日の競馬はダートの日本一決定戦・チャンピオンマイルでしたね。結果はこのレースで引退となるレモンポップがラストランを飾って優勝。そのまま引退式という流れだったようなので動画でレース映像⇒ジョッキーカメラで騎手視点での映像⇒勝利ジョッキーインタビュー⇒引退式の映像と観てしまいました。便利な世の中ですね。
主戦の坂井瑠星騎手がジョッキーカメラで最後の直線『頑張れ』って馬に声を掛けていたのと、勝利ジョッキーインタビューで『2年間、自分の中心に居た馬で、忘れられない一頭になりました』と発言していたのに少し泣きそうになりました。
最後のレースに挑む前、どんな気持ちだったんだろう? そしてもう二度とその背中に跨る機会が事が無い事に対して、どんな気持ちでいるのだろう?とか。
何故かというと今、Re:brightのスピンオフ、ラストラン編を書いています。本編では3歳クラシックに挑んでいたリブライトの数年後、引退レースとなる有馬記念が舞台。公開スケジュール的は3つ先ですが、ちょっと感傷溢れすぎて今から書いていても間に合うかどうか不安です。自分の中にある感動をちゃんと伝わる形で描き切れるかどうか。ラストランというファンにとっても関わる陣営にとっても特別な部隊を描くのに、違和感のある物語にならないで描けるのか。
納得のいくものを書きたいと思うと途端に筆が止まり、考えても考えても書きたいと思える表現が書けなくなる。かと思えば、ふとした時に映像とそれを言語化した言葉の列が脳内に浮かんでそれを他の全部を投げだしてでも形にしなければいけない気がする。そんな事を繰り返して数日おきに数百文字ずつしか書けない日々で物語を編いる状態です。
こういう質のものを締め切りまでに仕上げるって難しい。すらすらと美しい言葉が浮かんで毎日連載できる人とは才能が違うんだなと打ちのめされる日々です。って書き手ならきっと、みんなそうか。
今日の一曲。
SUPER BEAVER「儚くない」
https://www.youtube.com/watch?v=iv_PLeow4Pk「人の命や、続いて欲しいと思う時間など、儚く脆く短いものだ。でもだからこそ美しい」と誰かは言うけれど。そうじゃないんだって、泥臭く無様でも続いて欲しい、共に生きていこうよってそう真正面から謳ってくれる歌。
この曲に合うような、心が震える物語の結末が描けたらいいなと思いながら、今日も進まない原稿に向かいます。