どうもこんばんわ、【努力・友情・勝利】が嫌いで【挫折・葛藤・突破】の方が好きなひねくれ者の川中島ケイです。
努力? それだけで報われるならどれだけきれいな世界だよ?
友情? ホントにしんどい時に助けてくれる奴なんていなかったよ。
勝利? 人生勝ち組か負け組かで決めたら負け組だよ。勝ちってなんだよ?
とか思ってしまうのは陰キャならではなのでしょうか?
さて、今日は11月15日。この日付は私にとっては特別で(同じバンドが好きな方にとっても多分特別な日なんだけど)この日を迎える度に初心に立ち返って勇気を貰う日になってます。
突然ですがこの近況ノートを覗きに来てくれるような方の中でNothing’sCarvedinStoneっていうバンドを知っている方は居られるでしょうか? いや、きっと居ないですよね。居てくれたらシェイクハンドだわ。
2008年に活動を開始、現在も同じメンバーで活動している日本のロックバンドで、ELLEGARDENのギタリスト・生形真一が所属している事が有名です(一般認知度は分かんないケド、多分ロックファンにはw)
11月15日はそのバンドのフロントマンである村松拓が葛藤の中で「このバンドをやろう」と決めた日で、そのタイトルで1stアルバムにも曲として収まっています。
Nothing's Carved In Stone「November 15th」
https://www.youtube.com/watch?v=LTFQ_4ZUFZo 彼、村松拓が感じた葛藤については多分語られていませんのでこれは元バンドマンの勝手な想像ですが。
当時26歳と言うバンドマンとしてはタイムリミットとキャリアを比べて人生を考えなければいけない時期。今までやってきた仲間とは違う道を行くことへの後ろめたさ。抜擢された大舞台で自分がやっていけるのかという不安。だけど、新しい日が来ること、新しい舞台へ踏み出すことを自分の中の正直な気持ちが求めていて、その想い全てを余すことなく歌詞に認めたのだと、思いました。
そんな曲が生まれたその頃、私はと言うと数年間務めた社会人生活を辞め、今の仕事を始めるために勉強の日々を送っていました。
ただそれまでの業務内容とは違い、これから始める仕事は全くの未経験。そして上司から無茶を言われたり文句を言われたりしながらも日々の給料が安定していた会社員から、自営業と言う安定とはかけ離れた立場への転身。期待よりも先への不安の方が重くのしかかっていた時期だったのを今でも覚えています。
そんな時期に聞いたこの曲の誕生エピソードとサビの歌詞「Don't fear a new day=新しい日が来ることを恐れるな」というワード。コレにどれだけ今まで助けられてきたか分かりません。
今でも不安はありますし、迷う事だらけの毎日でまだせいぜい「何とか食いつないでる」って程度で「安定」とは程遠い毎日ですが、毎年この曲を今日という日付に聞く度に、そんな不安と戦ってきた日々があるから今がある。と胸を張って言える日、な気がします。
そしてそんな私だからこそ、挫折や葛藤を乗り越えて成長していける話が書けるのだと思いたい。
今日はそんな創作とは関係ないけど自分のルーツ的は自分語りでした。