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最近ようやく自分のスタイルが分かった件。

どうもこんばんは。『「んなアホなっ」展開を楽しむ戦国転生系エンターテイメントコメディ』寿司天の作者、川中島ケイです。
 唐突ですが風邪を引きました♪喉が猛烈に痛くて気管支がムズムズして咳が酷くておちおち寝られません><バカは風邪をひかないという昔の格言の信ぴょう性を疑いますね~。
 でもそのおかげで仕事が休みになりこうしてゆっくりと近況ノートが書けます(近況ノートは下書き機能がないの、改善して欲しい件)どうせ眠れないし。

 先回の近況ノートでも書きましたが最近、創作論的なモノを読んだり、その中で「さいかわ卯月賞」というものに参加させていただいて他参加者様の渾身の短編を幾つも読ませて頂いたりもしてワタクシは気付きました。
「シリアス一辺倒で話にぐいぐい引き込ませたり、描写がまるで映像を見ている如き連想をさせるほどの表現力とか、自分にはねーわ」と。
 いやホント、世の中には凄い才能の方が沢山居る。

 それならばせめてギャグを盛り込んだ内容でも「展開に無理がある」と言われた部分を治そうかと、この前TVでやっていた劇場版コナンと転スラというスケールの大きな王道アニメを見て
「あ、ここまで緻密に計算された話の整合性とか、自分には厳しいな」と打ちのめされまして。

 そんな中で大好きな「警視庁捜査一課長」を見てある意味の開き直りというか、閃きのようなものを得ました。
「これだ!自分はこういうのが良かったんや!」って。

 知らない方にも説明すると捜査一課長はまず「んなアホな」と言いたくなるご遺体が発見されるところから始まり(ナポリタンを手に持ったご遺体、とかw)「んなアホな」と言いたくなる容疑者やヒントが出てきて(さすらいの洋菓子職人、とか)そんな中でも捜査員の葛藤や容疑者の苦悩など人間味溢れる部分もありつつ、最後はとんでもないヒントから犯人を割り出して逮捕し解決するというトンデモ展開ミステリー風エンターテイメントコメディなのです。

 いや、やりたいのというか、できるのってこういう事よね、と。そう思ったらココ1週間ほど悩んでいたのが解決の糸口がつかめたというか、目の前の扉が開いた感じになりました。

 シリアスで重厚な歴史モノは私には書けません。伏線を張ってそれをキレイに回収して上手く話が展開していく物語も私には書けません。

 でも「んなアホな」って言ってクスリと笑ってもらえて、「一番好きななろう系小説」には成れなくても「なんっかくっだらねーと思いながらついつい読んじゃうんだよな」と言われるような、いにしえのジャンプマンガで言うところのこち亀かマサルさん的存在にはなっていればいいなと。それぐらいでいいやと。覚悟が決まったというか、「自分がそれで楽しく書けてればいいや」みたいな開き直りが出来ました。

 そんな寿司天もあと数話で第3幕が終了します。一応4幕目もざっくりネタは考えているのですが、とりあえず三幕終了まで、どうかお付き合いお願いできれば嬉しいです。

 長々とつらつら書いてしまってすみません。

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