ZDVシリーズの次作長篇、ゆっくりじっくりと、スローペースではありますが毎日こつこつと書いております。
タイトルも早くから仮決定していましたが、もう変えることはないだろうなと確信できたので書いちゃいます。〈DOUBLE TROUBLE〉です。
いつものとおり曲のタイトルから拝借……したのはしたのですが、韻を踏んだかっこいい響きだからなのか、同名異曲がけっこうあって。まずエリック・クラプトンがカバー(スティーヴ・ウィンウッドが歌ったりも!)しているオーティス・ラッシュ、ライトニン・ホプキンス、レイナード・スキナード、あと私の趣味外(笑)なところではザ・カーズや PiL、そしてハリポタ(観たことないけど、検索するとこれがいちばん上にきた)まで。ま、どれからとった、ってはっきりさせなくていいかーと思ってます。歌詞とリンクしてるわけでもないし。
でも、プレイリストに入れるとしたらクラプトン&ウィンウッドかなあ。
意味はまんま、二重の困りごととか踏んだり蹴ったりとか、めっちゃ厄介なこととかそんな感じですが、それ以外に、ふたり揃うとろくでもねえ、みたいな意味もあるようです。これがとってもストーリーにぴったりなのです。だからもう変更しません。うん、96%くらい。
で、順調に執筆中って云ったはいいけど、どのくらい書けたのかといいますと……文字数にして約3万ちょっとです。3万文字というと、もし仮に12万文字で完結する作品であれば、もう4分の1は書けているということになります。ええ、そうならば順調で間違いはないはずです。
しかし問題は、その3万文字が、ストーリーで云うとまだほんの序盤でしかないということです(大笑)
プロットを確認して、不安になってきました……これ、また20万文字超コースやろか(ブルブル)
な、なるべくタイトな文章を心懸けて、6月くらいまでには書きあげられるようがんばります……。あ、お話がジー・デヴィールの夏の欧州ツアーなんで、だからできれば7月くらいには連載開始できればと……。予定? いや目標……希望……、、、夢……?(オイオイ)
* * *
ロニー 「ちょっと!! 私に春が来る話のはずじゃなかったの!? なんでタイトルが〈DOUBLE TROUBLE〉なのよっ!」
ジェシ 「まあまあ。前にバンドの解散危機がどうのって云ってましたよね。きっとそれがメインで、困ってるロニーに寄り添ってくれる素敵な男性が現れるとか、そういう感じじゃないですか?」
ルカ 「俺とテディが結婚する話も入るんじゃなかったっけ? なーんかいやな予感がするな……」
ドリュー「それよりも『ふたり揃うとろくでもない』ってところのほうに注目するべきじゃないか? ろくでもないことを為出かすふたりといえば――」
一同、一斉にユーリとテディを見る
テディ 「……え、俺とユーリ? なんで? 俺ら別になんにもしてないよ? ねえユーリ」
ユーリ 「だな。最近はちゃんと法とルールの許す範囲のことしかしてないな」
ロニー、ルカ、ジェシ、ドリュー 「……。(法とルールのぎりぎりを攻めるようなことしてるんだ……)」