• 現代ドラマ
  • エッセイ・ノンフィクション

〈STARTING OVER〉、完結しました。

本日エピローグを公開し、七月十九日から連載を始めた〈STARTING OVER〉、無事完結いたしました。

読んでくださった皆さま、応援やコメントをくださった方々、どうもありがとうございました。特に、シリーズ通してずっと読んでくださっている常連さま方にはほぼ毎回まめにコメントをいただいて、どれほど感謝しても足りません。見守っていただいたルカやテディたちのぶんもお礼を云わせていただきます。本当にありがとうございました。m(__)m


さて、ロニーの相手探し問題がまだ残ってはおりますが(笑)、とりあえずZDVシリーズはしばらくお休みになると思います。今、もうストックもアイデアもなにもないので。。。(^^;

今は以前ちらっとノートで触れた短篇集を書いています。はじめは恋愛ものばかりにしようと思っていたんですが、やっぱりヒューマンドラマ系になってきました。恋愛というよりもいろんなカタチの愛情や人の想い、偶に猫(?)な短いお話のオムニバスです。
今やっと5話書きあげたところで、もうあと7話はほしいなと、いつものように映画を観たり美味しいものを作って食べたり、猫と戯れたりしながらアイデアが降ってくるのを待っている毎日です。アイデアさえ掴めれば、書き始めさえすれば短篇は一日か二日で書きあげられるんですけどねえ。長篇と違ってそこは楽なもんです。ただ、なにをどう書くかを掴むまでは、なーんにもしようがない(笑) ここが長篇と違うところですね。

この調子だといったいいつ書きあげられることか、、、ま、慌てない慌てない。いつものようにじっくり丁寧に書いて、何度も推敲を繰り返してから公開するつもりです。



        * * *



ルカ  「ロニーなあ……。別に、まあまあべっぴんだし、性格はいいし仕事もできるし、特に欠点はないと思うんだけどなあ。……料理しないことは置いといて」
ユーリ 「だな、その仕事ができるってところがだめなのかもしれんぞ? あれでけっこういろんなことを知ってるし器用だし、最近はしっかりもしてるだろ。ノンケの男ってのは自分が頼られるような、可愛げのあるのが好きらしいからな。もっと抜けてるほうがいいんだろう」
ルカ  「酒が強すぎるのも問題だよな。あれじゃ一緒に飲んでても男のほうが先に潰れちまって、ロマンティックな展開には絶対ならないよ」
テディ 「……潰した男をお持ち帰りすればいいんじゃないの?」
ルカ  「おまえなあ、やれればいいんじゃないんだよ。特に女性は、自分より先に酔い潰れるような男は選ばないよ。自分が酔ったら支えて歩いて部屋まで送ってくれる男じゃないとだめなんだよ」
テディ 「そういうもん? めんどくさ……」
ユーリ 「ってかよ、おまえがそんなことを云うとはな。おまえこそ昔はさっさと潰れてお持ち帰りされまくってたんじゃないのか」
テディ 「……そんなことぜんっぜん記憶にないね。まーったく憶えがない(笑)」
ルカ  「おいほんとか!? すっ惚けてるんじゃないだろうな、まじでないよな? な!?(汗)」

千弦  「んー、そういうのは書いた憶えがないなあ。たぶんないよ、うん。大丈夫(笑) ないない(笑)」
ユーリ 「よかったなルカ(笑) ないってよ(笑)」
テディ 「うんうん(笑) ないない(笑)」
ルカ  「(笑)をつけるなあぁぁあああ!」

6件のコメント

  • 連載お疲れさまです

    次作はオムニバス形式の短編集ですね!

    スピンオフ物とか同一キャラクターの時系列物とかと違ってリフレッシュした気分で書いていらっしゃるんだと推測します

    私は中編物までは書きかけの物もあるのですが性格的に短編がやはり一番楽です

    短編集楽しみにしています!笑
  • 完結おめでとう🎉ございます。
    毎週月曜日と木曜日の楽しみがなくなってしまった( ; ; )

    けど、いいの。ルカもテディもみんな穏やかな暮らしを、幸せを見つけたんだから。テディの記憶も戻ったし、ルカとの愛も深めたし。もうほっこりです。

    ロニーにいい人が出来たら教えてくださいね。
    にしても、何ですか! この楽しい会話に千弦さんまで入って盛り上がって楽しそう。すっごく羨ましいって思っちゃいました♡

    次はオムニバス形式ですね♡
    恋愛、ヒューマンドラマですね。楽しみにしております。

    もう一度言わせてください。
    完結おめでとう🎊ございます。


  • @John-D さんへの返信


    こんにちは、ジョンさん。あたたかいお言葉をありがとうございます。

    短篇は書き始めてしまえば楽ですが、私は世界観にどっぷり浸ってキャラにも憑依してるのかと思うほど入り込んでしまうので、次へ行くときの切り替えが大変なのです(苦笑) 一本書くのに三日かかったとしたら、次のネタを練って書き始めるまでに十日以上もかかるとか。。。

    ジョンさんの短篇はどれも共通する雰囲気というか、ジョンさんの色になっててすっと入っていきやすいです。いつも海外のドラマかなにかも観てるみたいだなあと、勝手に頭のなかでケイリー・グラントやシドニー・ポワチエ、エロール・フリンなどを想像しています(古すぎてスミマセン・笑)

    コメントをありがとうございました!
  • 星都ハナスさんへの返信


    ハナスさん、こちらまでコメントをありがとうございます。
    わあ、お花やくす玉の絵文字ですね。完結お祝い嬉しいです。
    三本めの長篇でしたけど、12万文字ちょっとと理想的な文字数できちんと終われたのは初めてだったので、よかったです。

    実は今、こうしてお返事を書きながら頭に浮かんでいるものがあります……ルカとテディの結婚をどうするかと、ロニーのお相手を絡めて一騒動起こしてから最後、どっちかの式で〆――ってどうだろう。んー、まだわからないですけど、とりあえずメモしておきます。φ(..)メモメモ

    オムニバス短篇集、猫の出てくるのがあるんですけど、書いてて楽しかったです☆ 公開できるのはいつになるかまだわかりませんが、またそのときはお付き合いくださると嬉しいです。
    あたたかいお言葉をありがとうございましたm(_ _)m
  • 短編の制作って意外にサクサクできるものなんですね汗
    私は短編にしようとしても、詰め込みたいことが次から次へと湧き出して結局長編になってしまうんですよね(^-^;

    短編集も覗いてみます!

    私の方も『リーベストロイメ』が同じタイミングで完結いたしまして。またお時間のある時にお越しくだされば幸いです!
  • こんにちは。こちらまでコメントをありがとうございます。

    いやいや、サクサクできてないんですよ(汗) テーマとかなにを書きたいかなど、あらかた決まって画が見えてきてくれれば、書き始めたら一日か二日で書ける……というだけで(^^; もちろん、そうやっていったん書きあげたあと、何度も何度も読み返して直しまくりますし。

    詰め込みたいこと、いっぱいでてきますよね、わかります(笑) 長篇の場合はどんどん詰め込んで、持ち味にしちゃおうというふうに、私は開き直ってますw
    短篇の場合は難しいですよね。プロットをまとめるとき、如何にして無くてもいい部分を省くか、描かなきゃいけないところはどこか、しっかり意識しながら大胆に削ってタイトにするのが理想ですが……いやー、やっぱ難しいです(汗) 短くても会話ばかりじゃなく、しっかり情景描写もしたいですしねえ。。。

    そうそう、『リーベストロイメ』完結おめでとうございます! 実は更新された日にもう一度読ませていただいたんですけど、いろいろバタバタしていたので後日もう一度読ませていただいてからコメントをしようと思っていました。後ほど伺いますねー
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する