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ああぁ……少年の日の思い出……

先ほど、とあるユーザーさまのエッセイを読んで思い出したのですが(久しぶりに本文付きレビューしたので、ご興味ある方はぜひ読んでみてください)

私が一番最初に『物語を書いた』のって『学校の課題』だったんですよね。

『おいのり』

という教科書に載っていた物語の『続きを執筆しろ』って課題が出たんですよ。

簡単にあらすじを述べますと(ぼんやりとしか覚えてないので間違ってたらごめんなさい)

猫たちが物語の登場人物であり、日頃から魚をくれる、魚屋のお爺さんが救急車で運ばれて、それを猫たちが見送りながらお爺さんの無事を『おいのり』する──という話だったと思います。

それの『続きを書け』と。

確かクラスメイトのほとんどが『お爺さんは助かりました』としていて、少数が『残念ながら亡くなってしまった』というオチを書いていたと思います。

そんな中で私なんですが──

『手術により一命を取り留めたお爺さん。猫たちはホッと安堵したのも束の間、翌日にはなんと包丁で滅多刺しにされたお爺さんの無惨な姿がっ……!!』

『続々と集まるお爺さんの親族。魚屋の土地、遺産を巡って醜い争い……!!』

『そしてお爺さんの息子は叫ぶ『お前らがおれの親父を殺したんだっ!!』』

『事件は迷宮入りする』

とかそんな話を書いて提出したんですよねぇ……

……
……
……

……はい。母親が担任に呼び出されて『三者面談』になりました。

いや、言い訳をしますと、当時の私の愛読書って『金田一少年の事件簿ノベルシリーズ』だったんですよ。幽霊客船殺人事件とか上海魚人伝説殺人事件とかめっちゃ読んでましたよ!(邪宗館殺人事件のオチとか『むげねぇ』すぎて好きだったなぁ)

つまりそういうことです(どういうことだよ!?)

とりあえずはちょっとドロドロとした動機の推理小説にハマっていたからの描写であって、精神的にヤバイ状態だとかそういうことではありませんよ、って感じで三者面談は終わりましたとも。

いや、まさか三者面談になるとは……
ひやひやしたぜい、エーミール。

皆さんの思い出の教科書作品は何ですか?

6件のコメント

  • 久保さんらしいなと笑いましたw

    久保さんがレビュコメされたエッセイチラ見しましたけど、国語の教科書の作品ってやらされてる感が強くてあまり好きでは無かったんですよね。小さい頃から本はいろいろ読んで好きだったんですけどね。『イソップのおはなし』の三好碩也さんの絵が大好きでした。

    私も最初に物語書いたの、同じく小学生の国語の宿題でした!
  • 金田一少年は参考にしてはいけませんね(笑)声優さんが亡くなったのショックでした。

    教科書作品…山椒魚ぐらいしか記憶にないですね〜
  • あんぜ さま

    今だから笑い事なんですが、当時は「ヒェっ!?」でしたw

    >国語の教科書の作品ってやらされてる感が強くてあまり好きでは無かったんですよね。

    あー、国語の授業って先生が『こういうところに注意してモノを考えろ』って指定しちゃいますからね。確かにやらされてる感はあったかもです。私はスンナリと『うん、わかった!』で何も考えずに読んでたんですが(アホ……素直だったんでしょう、うん)

    なるほど『イソップのおはなし』軽く、検索してみて表紙だけ拝見しましたが……見覚えがあるような……ないような……(あんまり絵本に造詣は深くない)

    やっぱり国語の先生って小説書かせたがるんですかねぇ……
  • @tnka3 さま

    亡くなってたんですね(今知りました)。
    残念です。

    でも金田一は面白いですからねー。とにかく動機が重い重い。
    その上で犯人が自決することも多い。
    事件は解決したけど読者はみんな沈鬱としてフィナーレって多いですからね。

    ところで金田一少年が通っている不動高校って『殺人犯』を何人輩出しているんでしょうね。さすがは犯罪者養成エリート高校(違う)

    あ、山椒魚はご存じなかったですね。
    私は『最後の一葉』が好きでした。(自分の世代の教科書には載ってないのになぜか知ってる)
  • 金田一かあ、行く先々で事件が起こるのは金田一のせい(げふんげふん)・・・まさかお爺さんは猫のせいで?(違うはず)

    たぶん私だと、「おいのり」した相手が死神を見えるようにしてくれて、猫に自分で交渉しろと。交渉の末に死神VS猫で5対5ぐらいの勝負をして、最後の大将戦でギャラクティカファントムを決めた猫の勝利でお爺さんが生き返る(長い長い


    国語は苦手だったんですよね。良い思い出もなくて。先生のダメ出ししか覚えがないだけに、教科書の中身は忘れたいぐらいかも。
  • 亖緒 さま

    ちなみに、私が好きだったと上記しております『邪宗館殺人』でありますが、実際に金田一がその場所におもむかなければ『起きなかった』殺人事件です。(あまりにも不運な悲劇すぎて読者は鬱になります)

    作中でもはっきりと『金田一さえいなければ起きなかった』と明記されてますから、ハジメちゃんもめっちゃ落ち込んで、最後は美雪に慰められてましたね。落ち込みたいときはオススメですよ(どんなオススメだ?)

    おおっと、亖緒さまも『三者面談』ですね?

    多分、カクヨム内の作者さんたちが書いたらバリエーション豊か『続き』がたくさん生まれるんでしょうね〜。

    国語というか現代文に苦手意識ある人は多い印象ですねー。
    やっぱり先生に当たり外れがあるんでしょうかね?
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